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注目銘柄ダイジェスト(前場):大塚HD、東芝、アンドールなど

2017/1/24 11:40 FISCO
*11:40JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):大塚HD、東芝、アンドールなど 大塚HD<4578>:5237円(+78円) 反発。ミツミ電機<6767>がミネベア<6479>との経営統合で上場廃止となることから、同社株が本日から日経平均株価に新規採用されることに。前日はインデックス買いが入ると見込まれており関心が高まっていたものの、5日続落で取引を終えていた。日経平均採用発表前の水準にまで調整で押し目買い意欲も強まるなか、インデックス買い一巡後の下落を見込んだ売り方の買戻しも強まる。 KOA<6999>:1231円(+56円) 急伸。23日の大引け後に発表した、17年3月期第3四半期の連結業績予想の上方修正が材料視されている。営業利益を16.50億円から19.62億円、経常利益を15.90億円から22.98億円と大幅に引き上げた。為替レートが前回予想時より円安に推移したことが売上高などを押し上げた他、第3四半期末における急激な円安によって為替差益が約3.70億円発生したことなどが理由に。 東芝<6502>:259.9円(-9円) 買い先行もマイナスに転じる。債務超過を回避するための資金捻出策の一環として、同社がグループ会社のうち上場7社の株式の一部を売却する検討をしていると一部メディアが報じた。市場では既に思惑として広がっていた他、捻出額も限定的とみられポジティブインパクトは乏しくなっている。なお、一部地銀を除き、主力行は融資継続の方針を既に示していることもあり、前日には買戻しの動きも。 関西電力<9503>:1241円(-64.5円) 大幅続落。ゴールドマン・サックス証券では、同社レーティングを「中立」から「売り」に格下げしており、これが嫌気されている(目標株価は940円継続)。原発の安定運転が担保されるまで、事業環境は改善していないと判断したようだ。今後、コンセンサス通り2月に仮処分が取り消され、高浜原発が再稼働しても、値下げや原子炉の再停止などがリスクに。また、仮処分が取り消されない場合は当然再稼働できず、ネガティブ要因となる。 セグエ<3968>:7060円(+500円) 大幅続伸。1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は3月31日。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図る。同社は昨年12月21日にジャスダックへ新規上場したが、情報セキュリティ関連として人気化し、株価は1月5日に一時9070円まで上昇する場面があった。 ユニバーサル<6425>:3785円(+265円) 大幅続伸。17年3月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益見通しは期初計画の168.00億円から300.00億円(前期は168.96億円)へと引き上げた。今期市場投入した新機種の販売が好調に推移しているほか、効率的な開発、製造プロセスを実現したことにより開発費の削減、製造原価の低減が順調に進んだ。なお、上期営業利益は期初計画の11.00億円を大きく上回る155.50億円(前年同期比90.9%増)となっていた。 ミクシィ<2121>:4730円(-15円) 小幅続落。主力のスマートフォン向けゲーム「モンスターストライク(モンスト)」の世界累計利用者数が1月20日に4000万人を突破したと発表している。「モンスト」は13年10月より国内で配信を開始し、現在では北米、台湾、香港・マカオに加え、西ヨーロッパ、南米などにも提供範囲を拡大している。ただ、同社株価は前日に昨年来高値4820円を付けており、本日は利益確定売り優勢となっている。 アンドール<4640>:385円(+80円) ストップ高。ハイブリッドCADシステム「CADSUPER 2017」を2月1日より発売すると発表している。「CADSUPER 2017」では、3次元CADとの操作性の統一を実現するための機能強化を実施している。また、モバイル機器との連動や英語版による日本以外での使用頻度の向上、設計支援機能(ビュー機能)の強化と組立図面から指定部分を指示するだけで部品図面が作成できる機能などを中心に開発を行ったという。 《WA》
関連銘柄 10件
2121 東証プライム
2,802
11/22 15:30
+1(0.04%)
時価総額 219,203百万円
スマートデバイス向けゲーム「モンスターストライク」などのデジタルエンターテインメント事業が主力。スポーツ事業、家族向け写真・動画共有アプリ等も。モンスターストライクは利用拡大、収益基盤の強化に取り組む。 記:2024/10/06
3968 東証プライム
624
11/22 15:30
+10(1.63%)
時価総額 21,253百万円
セキュリティ製品やITインフラ製品の販売等を行うソリューションプロダクト事業、ITシステムの設計・構築等を行うソリューションサービス事業を展開。海外ビジネスの確立などに注力。26.12期260億円目標。 記:2024/10/11
4578 東証プライム
8,910
11/22 15:30
-42(-0.47%)
時価総額 4,970,319百万円
大塚製薬、大鵬薬品工業などを傘下に収める持株会社。抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」などが主要製品。ポカリスエットで知名度高い。医療関連事業では新製品等による事業領域の拡大図る。 記:2024/08/19
4640 JQスタンダード
619
3/19 14:59
-4(-0.64%)
時価総額 3,209百万円
2D/3DCAD開発会社。機械設計や電気電子設計、組込ソフト、業務ソフトの開発、システムの運用、保守を行う。コロナ禍が21.3期上期のソフトウェア開発案件に影響も、前期のような一時費用等の発生はなかった。 記:2020/12/21
1,050
11/22 15:30
-15(-1.41%)
時価総額 84,205百万円
遊技機メーカー。パチスロ機に強み。統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の運営、メディアコンテンツ事業等も手掛ける。ホテル・飲食事業は来場者数が順調。ぱちんこ及びスロット新機種を24年12月に導入予定。 記:2024/10/29
6479 東証プライム
2,435.5
11/22 15:30
-44.5(-1.79%)
時価総額 1,040,156百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6767 東証1部
636
1/23 15:00
-19(-2.9%)
時価総額 55,649百万円
半導体デバイス、カメラモジュールなどの光デバイスのほか、機構部品、高周波部品などを扱う。車載、ヘルスケア市場に注力。3月に予定していたミネベアとの経営統合が前倒しとなり、1月24日をもって上場廃止。 記:2017/02/28
6999 東証プライム
998
11/22 15:30
-6(-0.6%)
時価総額 40,399百万円
1940年創業の電子部品メーカー。長野県上伊那郡に本社。固定抵抗器で世界シェアトップクラス。温度センサ、ヒューズ、バリスタ等も手掛ける。海外売上比率は7割超。高電圧検出用デバイダーの売上拡大に注力。 記:2024/09/02
9503 東証プライム
1,850
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 1,736,656百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17