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BBT Research Memo(1):2016年12月、東証マザーズ市場から1部に市場変更

2017/1/23 16:26 FISCO
*16:26JST BBT Research Memo(1):2016年12月、東証マザーズ市場から1部に市場変更 ビジネス・ブレークスルー<2464>は、インターネットを活用した遠隔型マネジメント教育サービスを主力事業とし、2005年にビジネス・ブレークスルー大学大学院(以下、BBT大学大学院)、2010年にビジネス・ブレークスルー大学(以下、BBT大学)を開学。また、2013年以降はインターナショナルスクール運営会社(学校名:アオバジャパン・インターナショナルスクール)を子会社化するなど対面型教育サービスにも展開し、1歳の幼児から社会人までをカバーする「生涯教育プラットフォーム」を構築。経営ミッションである「世界で活躍するグローバルリーダーの育成」に取り組んでいる。2016年12月に東証マザーズ市場から第1部に市場変更した。 2017年3月期第2四半期累計(2016年4月−9月)の連結業績は、売上高が前年同期比9.6%増の2,420百万円、営業利益が同7.1%減の208百万円となった。「アオバジャパン・インターナショナルスクール」の生徒数増加や、2015年10月に子会社化したSummerhill International(株)が運営する「サマーヒルインターナショナルスクール」がフル寄与したことで、上期としては過去最高の売上高を更新した。利益面では、マネジメント教育サービス事業における新規プログラムの開発投資や人件費増などの増加により減益となったが、期初会社計画比では上回る結果となった。 2017年3月期の連結業績は、売上高が前期比12.7%増の5,023百万円、営業利益が同20.4%増の400百万円と増収増益となり、売上高、各利益ともに過去最高業績を更新する見通し。インターナショナルスクール等のプラットフォームサービス事業が引き続き成長のけん引役となる。同事業では都心で幼児教育のプリスクールを増設し、10数校体制まで拡大していくと同時に、教育の質を保証する重要戦略として国際的な大学入学資格を得られる国際バカロレアを全拠点で認証取得する計画だ。その後に、国際バカロレア※認証取得で培ったノウハウやコンテンツを基にプラットフォーム化し、教育理念・哲学を共にする他校と共有することで、国内で世界標準の教育を普及していくことを目指している。 ※国際バカロレア…インターナショナルスクール等の特定の国の学習指導要領や教育制度にのっとらない教育機関の卒業生に対して、国際的に認められる大学入学資格を与え、大学進学へのルートを確保するとともに、学生の柔軟な知性の育成と、国際理解教育の促進に資することを目的として1968 年に発足した国際機関で、スイスに本部を持つ。年齢別にPYP(初等教育プログラム:3~12歳)、MYP(中等教育プログラム:11~16歳)、DP(ディプロマ資格プログラム:16~19歳)の3つに区分されている。生徒は、各学校でのDP課程の修了後、国際バカロレア協会が実施する統一試験に合格することでディプロマ資格を得ることになる。2016年12月1日現在、認定校は世界で4,677校、うち国内では39校である。 一方、マネジメント教育サービス事業では、付加価値の高い法人向け教育サービスを特に強化していく方針となっている。遠隔型及び対面型の教育サービスを顧客ニーズに合わせて提案できる強みを生かし、年間約5,000億円規模と言われる法人向け教育サービス市場を開拓し、事業拡大を推進していく戦略だ。 配当方針については、現在の配当性向を目安に継続的な配当に努めつつ、配当利回りも意識した配当の実施を検討していく考えだ。2017年3月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの8.0円(配当性向36.0%)。 ■Check Point ・卒業生2,000人、在校生800人、国内最大級の遠隔型ビジネススクール ・プラットフォームサービス事業の成長で、売上高は上期の過去最高を6期連続更新 ・プラットフォームサービス事業と法人向け教育サービス事業に注力し収益拡大の方針 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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ビジネス・ブレークスルー大学の運営等を行うリカレント教育事業、インターナショナルスクールの運営等を行うプラットフォームサービス事業を展開。次世代人材育成ニーズの高まりで法人向け人材育成事業は順調。 記:2024/10/11