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SDエンター Research Memo(5):2Qの売上高は前年同期比で大きく落ち込む

2017/1/10 15:46 FISCO
*15:46JST SDエンター Research Memo(5):2Qの売上高は前年同期比で大きく落ち込む ■SDエンターテイメント<4650>の事業部門別動向 (3)ボウリング事業 ボウリング事業では、子供やシニア層などターゲットを変えながらLTB(ボウリング教室)を定期開催し、そこでボウリングの楽しみに目覚めた人をトーナメント戦やリーグ戦へ誘うといった活動を通して、地道にファン層拡大に努力してきた。これらは一定の成果を収め、前年度第2四半期単独期間は夏場の不需要期にも関わらず、例年にない売上高を記録した。こうした啓蒙・プロモーション活動は現在も継続しているが、2015年12月に札幌市内に大型競合店ができたことで競争環境が変化した。札幌市内の旗艦店をめぐる競合激化で、ボウリング事業全体の業績が伸び悩んでいる状況だ。 ボウリング事業において設備一新などの大型設備投資は回収可能性の点で現実的ではないと考えられるため、現状打開のためには小さな施策の積み重ねを行うことになるだろう。同社は、前述のように、LTBや大会の開催、さらには「パーティボウリング」などのイベントの開催で、ボウリング・ファンを増やして来た実績がある。これにメンバーシップ制度やポイントカードなどを合わせて、“SDボウリングファン”を増やすことが回復への近道になると弊社では考えている。 2017年3月期第2四半期の業績は、売上高は474百万円と、前年同期比14.3%減となった。この大幅な落ち込みの背景には、前年同期の水準が高かったことに加え、今年8月の台風の影響で団体客が減少したこと、競合店の影響などがある。ボウリングは第3・第4四半期が需要期であり、今下期に第2四半期の不振を挽回することは十分可能だ。足元の状況は競合店の影響で年末年始の団体客の取り込みが計画を下回っているもようで、この点が気掛かりではあるが、今後の挽回を見守りたい。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
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フィットネスクラブ、企業主導型保育園の運営等を行うウェルネス事業が主力。1918年創業。北海道札幌市に本社。RIZAPグループ傘下。オンラインクレーンゲーム等も。ウェルネス事業の成長戦略加速を図る。 記:2024/07/01