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ミロク情報 Research Memo(2):ERP(統合業務管理)システムの開発・販売を行う業界大手

2016/12/26 16:05 FISCO
*16:05JST ミロク情報 Research Memo(2):ERP(統合業務管理)システムの開発・販売を行う業界大手 ■会社概要 (1)会社沿革 ミロク情報サービス<9928>は、1977年の創業以来、計算センターでの計算処理サービスから、オフコンビジネス、そしてパッケージソフトの開発・販売、加えて経営情報等の情報サービスにも注力し、事業モデルを時代の変化に応じて転換しながら、財務・会計を中心とする経営システム・経営情報サービスを提供してきた。財務・会計システムを開発・販売する企業としては、日本市場における老舗的なポジションにある。現在は新たな技術の潮流となっている「クラウド・コンピューティング」に対応したサービスの開発・提供を開始しているほか、2014年には中小企業の事業承継・再生等の支援サービスを行う子会社、(株)MJS M&Aパートナーズ(以下、mmap(エムマップ))を設立するなど、事業領域の拡大を進めている。 (2)事業概要 同社の主要な事業内容は、会計事務所及び中堅・中小企業に向けた財務・会計をコアとするERP(統合業務管理)システムの開発・販売のほか、システムの各種設定や操作指導、ネットワーク構築などシステム導入に伴うサービス、各種保守サービスとなる。 主な顧客は会計事務所とその顧問先企業となる中堅・中小企業である。会計事務所向けでは、ユーザー数が約8,400事務所と業界シェアで約25%を占めており、中堅・中小企業向けでは約17,000社のユーザーを抱えている。また、小規模事業者向けに簡易な会計ソフトを同社の顧客である約8,400の会計事務所を通じて提供しており、そのユーザー数は約4万社となっている。顧客である会計事務所の先には約50万社の顧問先中小企業があり、新規顧客の開拓余地は依然大きいと言える。 (3)業績推移 ここ数年は新規顧客の開拓に注力すると同時に、アフターサービス(ソフトウェア・ハードウェア・ネットワーク保守サービス)によるストック型ビジネスの強化を図っている。その結果、業績は収益性を高めながら拡大基調を続けており、2016年3月期は経常利益ベースで5期連続過去最高を更新し、利益率も上昇トレンドが続いている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《NB》
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財務会計・税務システムを中心とするERP(統合業務管理)製品の販売等を行う。会計事務所、中堅・中小企業向けが中心。会計事務所向け、中小企業向け各種業務システムは販売順調。2028年度売上高600億円目標。 記:2024/06/07