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注目銘柄ダイジェスト(前場):SUMCO、キーエンス、関西電力など

2016/12/6 11:43 FISCO
*11:43JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):SUMCO、キーエンス、関西電力など 関西電力<9503>:1207円(前日比+66円) 大幅反発。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げしている。目標株価も930円から1400円に引き上げへ。高浜原発3、4号機の裁判の予定が明らかになったこと、大飯原発3、4号機の適合性審査に進展がみられること、同業他社比でのコスト競争力の差が縮小していくことなどを評価としている。なお、みずほ証券では中部電力の投資判断は格下げしている。 帝人<3401>:2258円(前日比+105円) 大幅続伸。シティグループ証券では投資判断「1」を継続で、目標株価を2100円から2800円に引き上げている。構造改革、医薬品の導入費減少、定修差等などの固定費/経費差などの自助努力、高機能繊維「フェブリック」や国内在宅の数量増などを背景に、来期の増益確度が最も高い1社であると評価。また、今期業績も会社計画を大幅に上回る見通しとしている。 ABCマート<2670>:6330円(前日比-170円) 続落。前日に11月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比1.9%減、2ヶ月ぶりのマイナスに転じている。前月は6.5%の増加であった。20日締め衣料品専門店各社の状況が総じて好調であったほか、その後の都心における降雪などもあったため、比較的ポジティブな内容も期待されていたたな、想定以上に伸び悩んだ印象との見方が強いようだ。 キーエンス<6861>:73810円(前日比-1990円) 続落。株式分割の実施、並びに、株式売出を発表している。1月20日を基準日として1:2の株式分割を実施、流動性向上や投資家層拡大を目指すとしている。株式売出は150万株、オーバーアロットメントによる売出22.5万株を実施する。これまでも最低売買単位の水準は高く分割の必要性は指摘されていたが、2分割ではまだ効果は限定的との見方も。売出による目先の需給懸念が先行へ。 SUMCO<3436>:1410円(前日比+74円) 大幅続伸。ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価は880円から2000円に大幅に引き上げている。ウェーハ価格上昇のタイミングが早まるとの見方に変更。従来は2018年に15%上昇とみていたが、現在は、2017年に8%上昇、2018年に15%上昇と想定へ。株価は円安分しか上昇しておらず、値上げはまだ株価に織り込まれていないと指摘。 GTS<4584>:1775円(前日比+300円) ストップ高。JSR<4185>と資本業務提携すると発表している。JSRを割当先として新株式34万3407株を発行する。JSRの所有割合は3.67%となる。調達した資金を活用して開発品目の拡充と研究開発の加速を図るほか、JSRの子会社である米KBI Biopharma, Inc.を戦略的な製造委託候補先の1社と位置付ける。また、持田薬<4534>とがん治療領域のバイオ後続品における共同事業化契約を締結したこともあわせて発表している。 INSPEC<6656>:1434円(買い気配) ストップ高買い気配。人工知能(AI)技術を用いた病理診断支援ツールの開発への取り組みを開始したと発表している。東京大学大学院医学系研究科の佐々木毅准教授が申請していた平成28年度厚生労働科学研究費補助金が採択となり、同社はメタデータとともに本プロジェクトのメンバーとしてAIシステムで最適な処理をするための画像生成やディープラーニングの学習用データ作成に取り組む。 セレス<3696>:1635円(前日比+100円) 急反発。12月12日付でマザーズから東証1部へ市場変更すると発表している。同社は14年10月にマザーズへ上場したが、今年9月には本則市場への市場変更申請を行ったことを公表していた。本日はパッシブファンド等の資金流入に期待した買いが先行している。 《KS》
関連銘柄 10件
2670 東証プライム
3,075
11/29 15:30
+33(1.08%)
時価総額 761,428百万円
ABCマートを運営する靴小売大手。ナイキ、アディダスなどのブランドと強固な関係を構築。オッシュマンズ・ジャパン等を傘下に収める。グループ店舗数は1490店舗超。国内は高付加価値スニーカー等の販売に注力。 記:2024/10/24
3401 東証プライム
1,316
11/29 15:30
-8(-0.6%)
時価総額 260,507百万円
1918年創立の化学メーカー。マテリアル事業、繊維・製品事業が柱。パラ系アラミド繊維で世界トップシェア。在宅酸素療法用酸素濃縮装置などに強み。アラミド、炭素繊維などは新規用途開発の推進などに取り組む。 記:2024/10/05
3436 東証プライム
1,203
11/29 15:30
-41(-3.3%)
時価総額 421,261百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3696 東証プライム
2,286
11/29 15:30
+49(2.19%)
時価総額 27,626百万円
国内最大級のポイントサイト「モッピー」の運営等を行うモバイルサービス事業が主力。DX化支援、ブロックチェーン関連事業等も。モッピーの会員数は525万人超。ブロックチェーン関連はステーキングサービスが順調。 記:2024/06/15
4185 東証プライム
4,335
6/24 15:00
±0(0%)
時価総額 903,414百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
4534 東証プライム
3,330
11/29 15:30
-40(-1.19%)
時価総額 124,775百万円
1913年創業の中堅製薬会社。潰瘍性大腸炎治療剤「リアルダ」、抗うつ剤「レクサプロ」等が主要製品。後発品、スキンケア製品等も。25.3期は医薬品関連事業の増収見込む。慢性便秘症治療剤などが伸長へ。 記:2024/06/24
4584 東証グロース
124
11/29 15:30
+3(2.48%)
時価総額 5,041百万円
北海道大学発ベンチャーとして2001年に創業。バイオシミラー事業、細胞治療(再生医療)事業を手掛ける。ノーリツ鋼機の持分法適用関連会社。カイオム・バイオサイエンスと業務提携。細胞治療事業等にリソース集中。 記:2024/07/08
6656 東証スタンダード
562
11/29 15:30
-8(-1.4%)
時価総額 2,236百万円
半導体製造装置メーカー。電子回路基板の外観検査装置や製造装置を製造、販売。フラットベッド型検査装置を主力に、ロールtoロール型検査装置、インライン検査装置など。EV向けが伸びる。半導体検査装置関連も堅調。 記:2024/11/01
6861 東証プライム
64,720
11/29 15:30
-600(-0.92%)
時価総額 15,740,422百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
9503 東証プライム
1,925.5
11/29 15:30
+17.5(0.92%)
時価総額 1,807,530百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17