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モバファク Research Memo(2):「感動を持ち歩け。」のもと位置ゲームで国産No.1企業を目指す

2016/12/5 16:02 FISCO
*16:02JST モバファク Research Memo(2):「感動を持ち歩け。」のもと位置ゲームで国産No.1企業を目指す ■会社の概要・沿革 (1)会社の概要 モバイルファクトリー<3912>は、位置ゲームを中心とするゲームの開発・運用のほか、着信メロディや占いなどのサイト運営を行うモバイルサービス事業会社。同社ブランドメッセージ「感動を持ち歩け。」※のもと、企業理念である「わたしたちが創造するモノを通じて世界の人々をハッピーにすること」の実現のため、ユーザーが感動し、長く愛されるコンテンツ(サービス)を提供することを経営方針として事業を展開している。直近はモバイルコンテンツのうち、ニーズの高いゲーム分野へリソースを集中する戦略を採っており、短期的に位置ゲームで国産No.1企業になることを目標として掲げている。ゲーム開発の資金調達と、位置ゲームの協業先である鉄道会社、旅行会社などに対する知名度の向上を狙い、2015年3月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場した。 ※ブランドメッセージ「感動を持ち歩け。」の「感動」にはコンテンツの質と受け手の感受性、「持ち歩け」にはモバイルと能動的という意味が込められている。 (2)沿革 同社の前身はモバイル/インターネットの将来性を強く感じた現代表取締役CEO宮嶌裕二(みやじまゆうじ)氏※が2001年10月に設立した有限会社モバイルファクトリーで、2003年4月に株式会社モバイルファクトリーヘ組織変更した。 ※同氏は19歳のとき、実家が経営していた美容室が倒産した辛い経験から、「大切な人を守るために起業して経済力を付けよう」と決意。起業家として尊敬する孫正義(そんまさよし)氏のソフトバンク(株)(現ソフトバンクグループ<9984>)(1995年入社)、サイバーエージェント<4751>(1999年入社)を経て、2001年8月に起業を決断。「無借金経営」をモットーとし、リスクとリターンのバランスを考え、着実に利益を出す経営を行っている。 2002年2月に着信メロディASPサービス「melop♪」をリリースしたのを皮切りに、携帯電話向けの着信メロディサイト、占いサイトの運営などのモバイルコンテンツサービスを基幹事業として安定的な成長を続け、事業基盤を確立する。 プラットフォームのオープン化の動きに対応し、2009年12月にゲームアプリなどのソーシャルアプリサービスを開始。当初は、スマートノベルを始めとする様々なジャンルのブラウザー(Webアプリ)※1ゲームの開発に取り組む。2011年3月にGREE Platformで「駅奪取」の提供を開始したほか、同年12月には位置情報サービスプラットフォーム「コロプラ」へも参入し、「駅奪取PLUS」の位置ゲームを相次いでリリース。さらに、2014年5月にフジ・メディア・ホールディングス<4676>グループの(株)フジテレビジョンと業務提携、同年6月には「駅メモ!」iOS/Android版をリリースし、成長が一段と加速する傾向にある。なお、2015年7月に位置ゲーム、ネイティブアプリ※2分野の強化、意思決定の迅速化を狙い戦略的子会社として(株)ジーワンダッシュを設立した。 ※1ブラウザーを利用し、インターネット経由でアプリを利用するため、ダウンロードが不要なアプリケーション。 ※2 App Store、Google Playなどのマーケットを通じて端末にダウンロードして利用するアプリケーション。 2016年3月には自治体・観光協会と連携し、魅力ある優れた観光資源を国内外に知らしめ、異業種企業※とともに地方創生・心豊かな生活に寄与することを目的として地方創生・観光プロモーションコンソーシアムを設立した。 ※大手旅行会社エイチ・アイ・エス<9603>が中心となり、同社を含むIT化・クラウド化関連企業のほか、地域の学生団体など多業種の民間企業が連携して組成された。ITやSNSを駆使した自治体観光プロモーションをワンストップで行い、各社のコンテンツとソリューションにより、地域の魅力をデジタルで提供することを目的としている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 ) 《HN》
関連銘柄 5件
3912 東証スタンダード
858
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+17(2.02%)
時価総額 7,658百万円
位置情報連動型ゲーム「駅メモ!」を主力サービスとするモバイルゲーム事業を展開。着信メロディサービスのコンテンツ事業も手掛ける。総還元性向60%目標。駅メモ!ではユーザーエンゲージメントの向上などに注力。 記:2024/08/29
1,729.5
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+3.5(0.2%)
時価総額 405,040百万円
フジテレビジョンが中核の持株会社。ニッポン放送、ポニーキャニオン、サンケイビルなども傘下に持つ。ドラマ、バラエティー番組で実績。配当性向40%目標。フジテレビジョンでは番組コンテンツの強化等に注力。 記:2024/07/08
4751 東証プライム
1,013
10/4 15:00
+6(0.6%)
時価総額 512,501百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
9603 東証プライム
1,746
10/4 15:00
+31(1.81%)
時価総額 139,437百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(-1.37%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17