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コネクシオ Research Memo(8):ドコモの648円スマホの販売状況に注目

2016/12/1 16:29 FISCO
*16:29JST コネクシオ Research Memo(8):ドコモの648円スマホの販売状況に注目 ■業績動向 (4) 2017年3月期業績見通し コネクシオ<9422>では、第2四半期累計の業績が計画どおりに進捗したとの判断から、2017年3月期業績は売上高が前期比4.0%減の270,000百万円、営業利益は同0.1%増の9,210百万円、当期純利益は同7.3%減の5,700百万円という期初会社計画を据え置いた。なお、第2四半期業績の通期計画に対する進捗率は、販売台数44.5%、売上高44.5%、営業利益40.9%、当期純利益43.6%となっている。 下期の具体的な注力ポイントとして、1)端末販売の促進、2)販売管理費の抑制、3)新しい収益源の確保、——の3点を取り組むべき課題として掲げている。それぞれの具体的な取り組みの内容は以下のとおり。 a)端末販売の促進 前期より減少傾向にある端末販売台数に歯止めをかけるため、顧客の家族構成に合わせた提案型接客やスマートライフを実感できる体験型接客を行うことにより、光回線とタブレットの販売を継続するほか、フィーチャーフォン利用者のスマートフォン化、家族での複数台購入促進を図る。 b)販売管理費の抑制 フロアオペレーションの改善や全国の直営店にタブレットPOSシステムを順次導入※することで店舗運営の効率化を図る。 ※同社のオペレーションに併せて同社が開発したシステム。ソフトバンク直営店5店舗には導入済。9月以降ドコモ直営店へ順次導入し、年内には完了する計画となっている。同システムへ切り替えることにより保守料を削減できる。 c)新しい収益源の確保 従来の携帯端末販売代理店ビジネスに加えて、「モバイルソリューションプロバイダー」として法人向けのソリューション営業を強化するほか、同社がパートナー企業と共同開発したIoTゲートウェイ端末(Armadillo-IoT G3L等)の2機種の販売を年内に開始する予定になっており、収益源の多角化を進める取り組みを具体化させている。 弊社では、1)第2四半期までと同様に提案型接客、体験型接客により光回線の獲得とタブレットの販売拡大により顧客1人当たりの収益向上が続く、2)タブレットPOSの導入やフロアオペレーション改善等の効果顕在化により販管費をコントロールできる、——などと第2四半期の進捗率を併せて考慮すると、大きなサプライズはないものの、計画達成は充分達成可能であると予想する。さらに、2016年12月にドコモから発売される予定になっている648円スマホ「MONO」がフィーチャーフォン利用者のスマートフォン化を加速させ、MVNO(格安スマートフォンサービス)事業者に奪われていたシェア低下に歯止めをかける可能性があるため、その販売状況に注目している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 ) 《HN》
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