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コネクシオ Research Memo(7):短期借入金の完済により無借金経営に。自己資本比率は37.5%へ改善

2016/12/1 16:27 FISCO
*16:27JST コネクシオ Research Memo(7):短期借入金の完済により無借金経営に。自己資本比率は37.5%へ改善 ■業績動向 (3)財務状態 コネクシオ<9422>の2016年9月末の総資産は83,105百万円となり前期末に比べ13,807百万円減少した。内訳を見ると、流動資産が13,401百万円減少したほか、固定資産も405百万円減少した。流動資産の減少は、現金及び預金の増加185百万円や商品及び製品の増加304百万円がプラス要因として働いたものの、売上債権の減少9,635百万円、未収入金の減少3,965百万円などをカバーできなかったことによる。一方、固定資産は、キャリアショップ運営権の減少336百万円により無形固定資産の減少355百万円が主な減少要因だ。 負債合計は前期末比15,121百万円減の51,940百万円となった。これは、流動負債が未払金の減少4,155百万円、未払代理店手数料の減少4,065百万円、買掛金の減少3,731百万円、短期借入金の減少2,500百万円などにより、前期末に比べ15,166百万円減少したことによる。対照的に、固定負債はその他の減少200百万円があったものの、退職給付引当金の増加248百万円により、前期末に比べ45百万円増加した。なお、短期借入金の返済により有利子負債はなくなった。 純資産は前期末に比べ1,313百万円増の31,164百万円となった。配当金の支払による減少1,140百万円などがあったものの、四半期純利益の計上による増加2,483百万円がプラス要因として働いた。 キャッシュ・フローの状況について見ると、2016年9月末の現金及び現金同等物は、前期末比187百万円増加し3,276百万円となった。具体的に、営業キャッシュ・フローは、4,825百万円の収入となった。仕入債務の減少額7,796百万円、未払金の減少額4,133百万円、賞与引当金の減少額566百万円、法人税等の支払額384百万円等のマイナス要因があったものの、売上債権の減少額9,576百万円、未収入金の減少額3,965百万円、税引前四半期純利益の計上3,767百万円、減価償却費の計上987百万円等のプラス要因があったためだ。対照的に、投資キャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出542百万円、敷金及び保証金の差入による支出134百万円、無形固定資産の取得121百万円などにより、997百万円の支出となった。また、財務キャッシュ・フローは、短期借入金の返済2,500百万円、配当金の支払1,140百万円などで、3,640百万円の支出となった。 経営指標を見ると、健全性を表す自己資本比率は37.5%へ上昇したほか、流動比率も137.5%へ改善した。一方、収益性を表す営業利益率3.1%と前年同期並みの水準を維持した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 ) 《HN》
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