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後場に注目すべき3つのポイント~やや買い疲れ感も先高期待は高まりやすい

2016/11/11 12:29 FISCO
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~やや買い疲れ感も先高期待は高まりやすい 11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・やや買い疲れ感も先高期待は高まりやすい ・ドル・円は106円42銭付近、利食い売りでドルは一時106円25銭まで反落 ・日立国際、任天堂など9社の目標株価変更 ■やや買い疲れ感も先高期待は高まりやすい 日経平均は続伸。49.30円高の17393.72円(出来高概算18億6000万株)で前場の取引を終 えた。10日の米国市場ではNYダウが大幅続伸で最高値を更新。トランプ政権での経済政策に対する期待感から買いが強まっていた。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の17495円と大幅に続伸し、円相場は1ドル106円台後半での円安傾向をみせていた。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から17500円を回復して始まった日経平均は、一時17621.73円と、2月以来の水準を回復した。 その後は利益確定の流れから上げ幅を縮めてきており、前引け段階では17400円を下回っ ている。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めてい る。規模別指数では大型株指数のみが上昇。セクターでは保険、銀行、証券、非鉄金属、海運、石油石炭、鉄鋼、その他金融、ガラス土石、機械が上昇。半面、水産農林、食料品、情報通信、その他製品、小売が下落。 トランプ物色が波及する格好から金融セクターが引き続き強い値動きをみせており、先高期待が高まっている。日経平均は2月以来の高値を更新した後は、上げ幅を縮めているが、前日には今年最大の上げ幅を記録していたこともあり、利益確定は出やすいところ。また、決算発表は後半戦のヤマ場となるなか、模様眺めムードも強まりやすいところである。 日経平均は週足の一目均衡表では雲上限の17910円辺りが射程として意識されてきている。週明け以降はトランプ次期大統領の政策等を睨みながらの展開になりそうだが、安倍首相との会談も早期に行われる予定のなか、先高期待は高まりやすい。決算もピークを通過してくるため、足元の乱高下の影響を受けた銘柄などには、見直しの流れも意識されてくるだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は106円42銭付近、利食い売りでドルは一時106円25銭まで反落 11日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含み。米大統領選を受け次期政権への期待からドル買いが続いているが、東京市場では利益確定売りに押される展開となった。 前日海外市場同様、今日の東京市場でもトランプ政権への期待や米10年債利回りの上昇を背景にドルは買われやすいが、ドルは短期間に上昇したことで利益確定売りに押される展開となった。 麻生太郎財務相は閣議後の定例記者会見で「1日2日で5円も動くのは異常だ」との認識を示しており、急激なドル高・円安の動きをけん制。その後は日経平均株価の上げ幅縮小に伴いドルは106円30銭付近まで値を下げた。 ランチタイムの日経平均先物は引き続き堅調地合いのため、ドルは106円台を維持するだろう。ただ、ドルは短期間で上昇したことで過熱感もあり、売り買いが交錯して方向感は出にくいかもしれない。 ここまでのドル・円の取引レンジは106円28銭から106円93銭、ユーロ・円は115円92銭から116円44銭、ユーロ・ドルは1.0881ドルから1.0914ドルで推移した。 12時15分時点のドル・円は106円42銭、ユーロ・円は116円09銭、ポンド・円は133円71銭、豪ドル・円は80円77銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・日立国際<6756>、任天堂<7974>など9社の目標株価変更 ・メンバーズ<2130>、川田TECH<3443>、アイオデータ<6916>など6社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・麻生財務相 「1日2日で5円も動くのは異常だ」 ・ダイキアクシス<4245>、ランチタイムに株主優待制度導入に関するリリース ・コナカ<7494>、ランチタイムに16年9月期の連結決算を発表 ・美濃窯業<5356>、ランチタイムに通期の連結業績予想の修正を発表 ・ツガミ<6101>、ランチタイムに通期の連結業績予想の修正を発表 ・東芝<6502>、ランチタイムに17年3月期上期の連結決算を発表 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30 9月第3次産業活動指数(前月比予想:-0.2%、8月:0.0%) <海外> ・米国の債券市場は「ベテランズデー」祝日で休場、株式市場は通常通り 《WA》
関連銘柄 10件
2130 東証プライム
978
10/9 15:00
+18(1.88%)
時価総額 13,067百万円
デジタルマーケティング支援、デジタル人材事業等を手掛ける。生成AI活用支援サービス等も。ソニーグループ、楽天などが主要顧客。全取引社数は427社と増加。新規獲得が順調。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/04/15
3443 東証プライム
2,463
10/9 15:00
-14(-0.57%)
時価総額 43,802百万円
橋梁会社。川田工業を中核に、鋼製橋梁やPC橋梁、建築鉄骨等の設計や製作、架設、据付を行う。一般建築やシステム建築、ロボット開発も。今期3Q累計は高速道路の大型新設工事が進捗した。.合成床板も増加した。 記:2024/04/11
4245 東証スタンダード
725
10/9 15:00
-7(-0.96%)
時価総額 9,912百万円
浄化槽・排水処理システムや地下水飲料化等を手掛ける環境機器関連事業が主力。愛媛県松山市に本社。住宅機器関連事業、再生可能エネルギー関連事業も。環境機器関連事業はメンテナンス事業、上水エスコ事業の拡大図る。 記:2024/07/08
5356 東証スタンダード
832
10/9 13:37
+5(0.6%)
時価総額 10,741百万円
1918年設立の耐火物メーカー。セメント向け耐火物で国内トップシェア。熱処理・工業炉等の設計・建設、建材及び舗装用材の製造なども手掛ける。耐火物事業では新市場開拓に取り組む。プラント事業は工事部門が順調。 記:2024/07/02
6101 東証プライム
1,511
10/9 15:00
-5(-0.33%)
時価総額 75,550百万円
工作機械メーカー。自動旋盤や研削盤、マシニングセンタ、転造盤等の製造、販売を行う。自動旋盤は中国でトップシェア。生産システムのトータル提案に強み。設備投資継続。インドの加工組立工場は24年9月に完成予定。 記:2024/05/16
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6756 東証1部
3,110
3/8 15:00
±0(0%)
時価総額 327,237百万円
映像・通信システムと半導体製造装置が2本柱。米投資ファンドが全株取得を目指して実施したTOBが成立。親会社の日立製作所は既に賛同済み。今年2月15日の臨時株主総会を開催し、3月9日付で上場廃止になる予定。 記:2018/02/07
6916 東証スタンダード
1,298
6/15 15:00
+1(0.08%)
時価総額 19,261百万円
PC周辺機器大手。液晶モニターシェアでトップ級。教育分野のICT化、医療事務分野中心に注力。ネットワーク分野は売上堅調。22.6期3Qは増収確保。TOB成立により、22年6月16日付けで上場廃止予定。 記:2022/05/17
7494 東証スタンダード
232
10/9 15:00
-4(-1.69%)
時価総額 7,226百万円
大手紳士服チェーン。首都圏や大都市圏を中心に、紳士服のコナカ、コナカ・フタタを展開。英語学童保育「KidsDuo」のFCも展開。バッグや小物を手掛けるサマンサタバサと経営統合。赤字店舗閉鎖等で採算向上。 記:2024/07/08
7974 東証プライム
7,877
10/9 15:00
-161(-2%)
時価総額 10,229,781百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28