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北の達人 Research Memo(6):17/2期は増収増益を見込む、9月の月間売上高は過去最高を更新

2016/11/8 16:09 FISCO
*16:09JST 北の達人 Research Memo(6):17/2期は増収増益を見込む、9月の月間売上高は過去最高を更新 ■決算動向 (4)2017年2月期の業績見通し 2017年2月期の業績予想について北の達人コーポレーション<2930>は、上期実績がほぼ計画どおりに進捗していることから期初予想を据え置いている。売上高を前期比18.5%増の2,633百万円、営業利益を同27.5%増の507百万円、経常利益を同29.9%増の510百万円、当期純利益を同51.5%増の343百万円と増収増益を見込んでいる。売上高は、「カイテキオリゴ」を中心として主力商品群が概ね好調に推移することに加えて、順調に立ち上がった「アイキララ」が大きく伸長する見通しである。新商品についても年間7商品程度のリリースを予定している。なお、9月の月間売上高は過去最高を更新しており、足元の業績は順調に推移しているようだ。 利益面でも、新規顧客獲得のための広告投資や商品開発費用も高い水準が継続するものの、原価低減に向けた取り組みに加えて、増収による費用増の吸収により大幅な損益改善を図る想定であり、営業利益率も19.3%(前期は17.9%)に回復する見通しである。また、ROEも利益率の回復に伴って30%弱程度まで上昇する見込みとなっている。 下期偏重型の業績予想になっており、達成に向けたハードルは決して低くはないものの、同社の新規会員獲得のための広告投資手法がうまく機能していることや、インバウンドを含めた海外からの需要の拡大等により主力商品群が概ね好調を持続していることに加えて、前期投入商品「アイキララ」が順調に伸びていること、今期投入商品もここまで順調に滑り出していることから同社の業績予想は達成可能とみている。特に、売上高については上期にみられたように広告宣伝費のかけ方(利益の最大化を優先した配分)によって影響を受ける(商品間で明暗が分かれる等)可能性は否定できないものの、少なくとも同社が重視する利益面については達成の確率はより高いと判断していいだろう。また、インバウンド需要の動向のほか、新商品の立ち上がりや機能性表示食品制度への対応など、2018年2月期以降の業績の伸びにつながる動きにも注目していきたい。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《HN》
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