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注目銘柄ダイジェスト(前場):日本電産、IHI、富士重など

2016/10/25 11:40 FISCO
*11:40JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日本電産、IHI、富士重など 富士重<7270>:4005円(前日比+58円) 切り返して反発。17.3期営業利益は前期比35%減の3700億円程度になる見通しとの観測報道が伝わっている。従来予想は4000億円を見込んでいた。円高進行により、想定為替レートを105円から100円程度に修正することが業績下振れの背景。市場予想は4200億円程度と会社計画を上回る水準でもあったが、想定レートは現状比や相対比でも保守的とみられ、短期的なアク抜け感にもつながる形。 エムスリー<2413>:3135円(前日比-315円) 大幅安。前日に4-9月期の決算を発表している。営業利益は111億円で前年同期比21%増益、従来計画の105億円を上振れる着地に。好決算ではあるが、株式市場の期待値は高い銘柄であるため、短期的な出尽し感が先行する状況のようだ。4-6月期の24.0%増益に対して、7-9月期は17.8%増益、前年同期がやや低水準であったことから、やや物足りないといった見方なども。 日本鋳鉄管<5612>:215円(前日比+41円) 連日の急伸。前日に上半期の業績予想を上方修正、営業利益は従来予想の1億円から2.9億円、前年同期比21%増益の水準まで上方修正している。業務効率化の推進、子会社事業の順調な推移が業績上振れの背景に。昨日も水道事業の規制緩和を受けて、水道用鋳鉄管の需要拡大期待が先行する形で人気化する状況となっていた。 IHI<7013>:270円(前日比-32円) 急落。前日に業績予想の下方修正を発表、通期営業利益は580億円から380億円に、最終損益は220億円の黒字から収支均衡水準に減額している。配当金も年間6円配当から無配に引き下げへ。為替前提の円高修正と不採算案件の追加費用増が主因、今期2度目の下方修正となる。下振れへの警戒感はあったといえ、止まらない下方修正の流れや想定外の無配転落にネガティブなインパクト。 日本電産<6594>:9742円(前日比+442円) 大幅続伸で高値更新。前日に4-9月期の決算発表を行っている。営業利益は690億円で前年同期比16%増益、従来計画の635億円を上回ったほか、市場予想も40億円程度上振れる格好になっている。また、通期予想も為替前提を円高に変更しながら、1300億円から1350億円に増額、コンセンサスを上回る水準に。想定以上の収益性向上を受けて、一段と評価の高まる流れになっている。 トリケミカル<4369>:2400円(前日比+254円) 急反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)がレーティング「Buy」、目標株価3000円でカバレッジを開始している。株価は上場来高値近辺で推移しているものの、最先端の半導体製造用化学薬品の需要獲得機会の増大などによる成長力は評価不足との考えを示している。エクイティストーリーとしては、最先端の半導体材料の需要拡大と設備増強による収益性改善に加え、顧客層拡大による成長加速シナリオの実現を挙げている。 ALBERT<3906>:1256円(前日比-207円) 大幅に3日続落。16年12月期業績予想の下方修正を発表している。営業損益見通しは0.05億円の黒字から1.30億円の赤字(前期は0.33億円の赤字)へと引き下げた。売上高が従来予想の9.75億円から8.00億円(同9.59億円)に下振れするほか、AI(人工知能)及びIoT(モノのインターネット)領域への本格参入のため、データサイエンティストやシステムエンジニアの積極的な採用を継続したことなどが響くという。 東映アニメ<4816>:5540円(前日比+240円) 急伸。17年3月期の上期及び通期業績予想を上方修正している。上期営業利益見通しは従来の40.00億円から44.00億円(前年同期は50.85億円)へ、通期見通しは57.00億円から77.00億円(前期は76.35億円)へと引き上げた。アプリゲーム「ドラゴンボールZドッカンバトル」「ワンピーストレジャークルーズ」などが好調に推移しているという。修正後の通期見通しは71億円程度と予想していた市場コンセンサスを上回る水準となっている。 《KS》
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