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注目銘柄ダイジェスト(前場):小野薬、藤倉ゴム、日本郵船など

2016/10/11 11:51 FISCO
*11:51JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):小野薬、藤倉ゴム、日本郵船など 日本郵船<9101>:210円(前日比+4円) 切り返して続伸。先週末、上半期に1950億円の特別損失を計上と発表。市況低迷で保有船舶の収益性が低下していることが背景。赤字幅の大幅な拡大は避けられず、配当金についても変更を検討と。ただ、今回の減損計上は、先に商船三井などが実施していることからもサプライズは限定的、18.3期にかけての損益改善にもつながるものであり、短期的には悪材料出尽しと捉えられている。 ベスト電器<8175>:127円(前日比+16円) 急伸。寄り付き前に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は10.9億円から18.2億円に、通期では23億円から30億円に上方修正。売上高は下振れしたものの、利益率が改善したほか、経費の削減も進んだもよう。第1四半期実績からは上振れ期待もあったと見られるが、事業環境が厳しい中での大幅上方修正にインパクトが先行。 東洋炭素<5310>:1502円(前日比+155円) 一時ストップ高。1000度でも耐える炭素材料を開発との報道が伝わっている。高い耐熱性が必要な航空機のエンジン周辺部材向けなどに売り込んでいくもよう。繊維メーカーが提供している炭素繊維素材はセ氏200-300度程度までしか対応できないとされていることで、航空機市場向けの展開力などに期待が高まる方向のようだ。 藤倉ゴム<5121>:550円(買い気配) ストップ高買い気配。ホンダと埼玉県産業技術総合センターが、世界で初めてマグネシウムを使い、繰り返し充電できる2次電池の実用化にめどをつけたと報じられている。マグネシウム電池の市場拡大期待から、同社などの関連銘柄には関心が高まる格好になっているようだ。同社は、水を用意するだけで発電可能となるマグネシウム空気電池「WattSatt」などを展開。 小野薬品<4528>:2758円(前日比-382円) 売り気配から大幅安。欧州臨床腫瘍学会で「オプジーボ」の臨床試験結果の詳細が公表されたが、想定されたよりも悪い内容との見方が優勢になっているようだ。良好な結果となった競合薬などとは対象的な状況ともされているもよう。昨日の米国市場では、試験結果を受けて米ブリストル・マイヤーズも急落となっている。なお、同試験の失敗自体はすでに公表済みである。 ANAP<3189>:303円(前日比-33円) 大幅反落。16年8月期決算を発表している。営業損益は0.60億円の赤字だった。従来予想(0.75億円の黒字)を下回ったが、前期(4.85億円の赤字)より赤字幅は縮小した。17年8月期の通期業績については、営業損益で1.02億円の黒字に転換する見通しを示している。同時に自己株式取得を実施することも発表しているが、株価は決算発表を控えた前週末に急伸しており、本日は利益確定売り優勢の展開となっている。 リバーエレテク<6666>:429円(前日比+80円) ストップ高。音叉型水晶振動子のシリーズに、業界トップの低損失(低直列抵抗)を実現した「TFX-04C」「TFX-03C」の2タイプを新たに加え、量産を開始したと発表している。スマートフォンやウェアラブル端末などの機器は電力消費が大きくなる傾向にあり、小型と低損失性能を両立した音叉型水晶振動子の製品化は市場要求が高かった一方、実現は難しいとされていたという。今後IoTなど成長市場での高い需要を見込んでいる。 シリコンスタ<3907>:4725円(前日比-525円) 大幅に3日続落。15年12月-16年8月期(第3四半期累計)決算を発表している。売上高は前年同期比12.4%減の52.25億円、営業損益は3.34億円の赤字(前年同期は0.39億円の黒字)で着地した。16年11月期の通期業績については、営業利益で前期比12.7%増の3.00億円との見通しを据え置いている。しかし、第3四半期累計の赤字幅は上期(営業損益で1.74億円の赤字)より拡大しており、ネガティブ視されているようだ。 《KS》
関連銘柄 8件
3189 東証スタンダード
269
10/7 15:00
+3(1.13%)
時価総額 1,338百万円
若年女性向けファッションブランド。ANAPやCHILLE、LATINAなどのブランドを展開。卸売り、ライセンス販売等を積極化。不採算店舗の閉店等でコスト削減を図る。事業再生ADR手続の成立を目指す。 記:2024/05/10
3907 東証グロース
824
10/7 14:48
-4(-0.48%)
時価総額 2,451百万円
先端リアルタイムCG技術等を提供する開発推進・支援事業、ゲーム・映像業界特化の人材紹介・派遣サービスを手掛ける人材事業を展開。ミドルウェア及びオンラインゲーム向けオンラインソリューションは売上順調。 記:2024/05/16
4528 東証プライム
2,018.5
10/7 15:00
+9(0.45%)
時価総額 1,044,422百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
5121 東証プライム
1,221
10/7 15:00
+5(0.41%)
時価総額 28,628百万円
ゴム資材メーカー。産業用資材とゴム引布の大手メーカー。ゴルフシャフトやアウトドアスポーツ用品も手掛ける。今期3Q累計は引布加工品が堅調も、住宅設備関連や制御機器等の産業用資材、スポーツ用品が足踏み。 記:2024/04/16
5310 東証プライム
5,760
10/7 15:00
+50(0.88%)
時価総額 120,920百万円
等方性黒鉛に強みを持つカーボンメーカー。太陽電池、原子力、半導体向け等に特殊黒鉛製品を提供。世界最大規模の等方性黒鉛製造ラインを保有。配当性向30%以上目安。特殊黒鉛製品は付加価値品販売で利益拡大図る。 記:2024/08/05
6666 東証スタンダード
459
10/7 15:00
+7(1.55%)
時価総額 3,990百万円
水晶デバイスが主力の電子部品メーカー。世界最小の水晶振動子・水晶発振器を手掛ける。短納期化に定評。水晶製品事業は在庫調整等が響く。24.3期3Qはその他の電子部品事業が増収。民生機器向け抵抗器が売上貢献。 記:2024/04/16
8175 東証1部
159
6/27 15:00
-1(-0.62%)
時価総額 27,122百万円
九州地盤の家電量販店。アジアにも進出。17年2月末の店舗数は直営が160店(うち海外18店舗)、FCが229店舗(同54店舗)。親会社のヤマダ電機が7月1日に同社を完全子会社化へ。6月28日付で上場廃止。 記:2017/04/23
9101 東証プライム
4,974
10/7 15:00
+5(0.1%)
時価総額 2,537,561百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04