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イデアインター Research Memo(1):黒字体質の定着で、成長モードにギア・チェンジ

2016/10/6 15:03 FISCO
*15:03JST イデアインター Research Memo(1):黒字体質の定着で、成長モードにギア・チェンジ イデアインターナショナル<3140>はインテリア雑貨やオーガニック化粧品などの企画・開発及び販売を行っている。デザイン性やブランド力に優れ、他のインテリアショップなどへの卸売と自社店舗での販売で業容を拡大してきた。2013年9月にRIZAPグループ<2928>と戦略的事業資本提携を行い、グループ傘下企業となった。 2016年6月期決算は、売上高6,160百万円(前期比3.2%増)、営業利益182百万円(同26.7%減)と増収減益で着地した。売上高はキッチン雑貨のホットプレートやトラベル用品などが堅調に伸長して増収となったが、利益面では為替レートの円安進展によって売上総利益率が縮小したほか、広告宣伝費の増加が営業利益を圧迫した。 しかしながら、2016年6月期は重要な転機となる決算期だった。同社は上場以来初の2期連続当期純利益確保を達成した。また、将来的にも利益確保の可能性が認められて繰延税金資産も計上した。これら一連の事実は、同社において黒字体質が定着したことを表象するものということができよう。 2016年8月に発表された2016年新中期経営計画では、業績計画の数値はより現実的なものに改定されたが、内容面では2015年までとは大きく変わって、トップライングロースの追求に完全に舵をきったものとなった。その変化の背景には、同社が3つのオリジナルブランドの商品力や企画開発力などに自信を深めたことがある。また広告宣伝費の積極的投下がEC売上増などの形で着実に効果を挙げている点も後押ししている。 2017年6月期は、1ドル130円の為替レートを前提に、売上高7,616百万円(前期比23.6%増)、営業利益264百万円(同44.4%増)を計画している。円高メリットを享受する同社にとっては、足元の為替レートのもとでは利益面で一定のバッファーがあるが、弊社では収益の上ブレは期待していない。同社が目先の利益よりも広告宣伝に費用を投下して持続的成長の基礎を築くことを重視しているためだ。同社はまた、小売店舗の多店舗展開にも強い意欲を見せており、今後の展開が注目される。 ■Check Point ・ホットプレートに代表されるキッチン雑貨が売上高の拡大をけん引 ・タツミプランニングやパスポートとのシナジー効果に期待 ・17/6期も売上高は拡大予想、大幅な営業増益も見込む (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
関連銘柄 2件
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時価総額 137,386百万円
ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27
3140 東証グロース
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時価総額 14,290百万円
インテリア商品ブランド「ブルーノ」、トラベル商品ブランド「ミレスト」等を手掛ける。RIZAPグループ傘下。24.6期2Q累計はミレストが大幅増収。観光地店舗を中心に各種トラベル関連商品の売上が増加。 記:2024/04/09