*14:47JST ワイヤレスゲート---産業用IoTプラットフォーム事業へ本格参入
ワイヤレスゲート<9419>は3日、高速かつ大容量で高セキュリティが必要となる産業用IoTプラットフォームの構築を行うべく、同社が兼ねてより着目していた 「LTE over WiFi」技術を活用したIoT向け高速通信サービスを新たな事業として開始する。「LTE over WiFi」は、Wi-FiのアクセスポイントをLTE基地局のように動作させることで、LTEネットワークが持つ様々な機能をWi-Fi上で実現する技術。
当新規事業の開始にあたり、戦略的かつ速やかな事業展開を行うべく、NTTドコモ<9437>などが出資するモバイル・インターネットキャピタルと共同で、LTE-Xを設立。コアテクノロジーとして、LTEトネリング技術(LTE over X)(米国 nCore Communications社技術の国内独占ライセンス利用)を使用し、高速かつ大容量で高セキュリティが必要となるデータを扱う産業用IoTプラットフォームの提供を事業として展開する。主なターゲットは、工場/病院/セキュリティ市場などで、2016年度中にシステムの完成を予定し、2017年初頭を目途に商用サービスの開始を予定している。
《TN》