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フュージョン Research Memo(2):M&A戦略によって次々に情報サービス関連の企業を子会社化

2016/9/9 16:21 FISCO
*16:21JST フュージョン Research Memo(2):M&A戦略によって次々に情報サービス関連の企業を子会社化 ■会社概要 (1)会社沿革 フュージョンパートナー<4845>は1991年12月に現代表取締役会長の田村健三氏、現取締役の島津英樹氏の2名で創業した会社で、当初はデータベースサービスの販売代理店からスタートした。その後、1999年に三井情報開発(株)からメインフレーム用のデータベース管理システム「Model204」※のサポート・サービスを顧客も含めて引き継いだことで業績が大きく成長し、2001年5月には大阪証券取引所ナスダック・ジャパン(現東京証券取引所JASDAQ)市場に上場を果たした。 ※米国Computer Corporation of America社及びSirius Software社(現Rocket Software社)のDBMSで国内では日本銀行<8301>や東京電力ホールディングス<9501>などの大企業が顧客となっていた。 その後、企業の情報システムがメインフレームからサーバーへ移行するなかで、同社は成長を続けるためには事業構造の転換が必要と判断し、上場時に調達した資金を活用してM&A戦略によって相次いで情報サービス関連の企業を子会社化していく。2003年に特許管理システム事業(製品名:PatentManager)をインターサイエンス(株)から買収したのを皮切りに、CRM分野への参入を目的として(株)ディーベックス、IVR(音声自動応答)分野への参入を目的としてボダメディア(株)、ニュース配信サービスを展開していた(株)ニューズウォッチ、Webサイトの開発を行うトライアックス(株)などを相次いで子会社化し、SaaS/ASP事業をコア事業として拡大していくとともに、システムエンジニアの拡充により自社サービスの開発力強化を進めていった。直近では、2016年7月に営業支援ソフトの大手であるソフトブレーンの株式を45.57%取得し(取得額は約43億円)、IFRS上の連結子会社としている。 なお、同社は機動的な経営を実行するために2004年に持株会社制に移行しており、現在はデジアナコミュニケーションズ(株)、(株)パレル、トライアックス(株)、ソフトブレーン(株)と主要子会社4社でグループを構成している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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