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大幸薬品---1Q売上高10.40億円、感染管理事業では一般用製品の販売中心に好調

2016/8/24 7:51 FISCO
*07:52JST 大幸薬品---1Q売上高10.40億円、感染管理事業では一般用製品の販売中心に好調 大幸薬品<4574>は12日、2017年3月期第1四半期(16年4-6月)決算を発表。売上高が前年同期比27.2%減の10.40億円、営業利益が同97.5%減の0.03億円、経常損失が0.91億円(前年同期は1.70億円の利益)、四半期純損失が0.35億円(同0.50億円の利益)だった。なお、第1四半期の計画に対しては、売上高、利益ともに上回ったようだ。 セグメント別では、医薬品事業の売上高は前年同期比33.3%減の9.47億円、セグメント利益は同34.7%減の4.09億円だった。国内向けは、止瀉薬市場の停滞傾向や期首の流通在庫が高水準にあったことなどが影響。なお、流通在庫については第1四半期末において正常化している。海外向けは、中国市場においては輸出に必要なライセンス更新の完了を受け出荷準備中にあること、香港市場における出荷時期の変更などが影響。なお、中国市場への輸出は当期中の再開を計画している。 感染管理事業の売上高は0.89億円(前年同期は0.01億円の売上高)、セグメント損失は1.28億円(同2.02億円の損失)だった。一般用製品は流通在庫の正常化や店頭販売が前年同期比17%増で好調に推移したことから、返品が減少し出荷が増加した。業務用製品はサーキュレータ—2機種の新規上市に伴う「クレベリン LED」の寄与などで堅調だった。 17年3月期通期については、売上高が前期比0.9%増の84.00億円、営業利益が同0.2%増の13.50億円、経常利益が同15.1%減の11.10億円、当期純利益が同1.2%増の8.50億円とする期初計画を据え置いている。 《TN》
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正露丸、セイロガン糖衣Aなど一般用医薬品の製造・販売を行う医薬品事業が主力。「クレベリン」シリーズ等の感染管理事業も展開。1946年設立。医薬品事業は京都工場の医薬品ライン立ち上げなど増産施策に取り組む。 記:2024/09/01