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注目銘柄ダイジェスト(前場):マイクロニクス、ファミマ、ファストリなど

2016/8/3 11:45 FISCO
*11:45JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):マイクロニクス、ファミマ、ファストリなど ホンダ<7267>:2862円(前日比+102.5円) 反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2668億円で前年同期比11.5%増、会社計画を約600億円上回ったほか、市場予想も800億円程度上回る着地になっている。増販効果やコスト削減効果、一部費用の後ずれなどが業績上振れの主因に。また、前日に発表された7月の米国自動車販売なども相対的に好調な推移となっている。 マイクロニクス<6871>:1062円(前日比+150円) ストップ高。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に一気に2段階格上げ、目標株価も1000円から1400円に引き上げている。16年後半から17年にかけてはモバイルDRAMの大容量品への生産シフトがプローブカード需要をけん引、DRAMサイクルも回復局面に入ったとしており、日本半導体製造装置銘柄のトップピックと位置付けへ。 ニッセンHD<8248>:76円(前日比-50円) 急反落。セブンアイが完全子会社化へとの報道を受けて、プレミアム期待から前日はストップ高まで買い上げられる展開になっていたが、昨日の引け後に正式発表され、株式交換比率は1:0.015となっている。前日のセブンアイの終値をベースにすると、理論価格は64円になり、ネガティブなインパクトにつながっている。債務超過転落リスクなど救済合併の色彩が濃く、既存株主にとっては大幅なディスプレミアムに。 ファストリ<9983>:34850円(前日比+1210円) 買い先行。前日に7月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比18.1%増、4ヶ月連続でのプラス成長、かつ、6ヶ月ぶりの2ケタ成長となっている。比較的衣料品専門店の7月の動向は良好であるが、相対的にも同社の伸び率の高さが際立っている。野村證券では、ユニクロ改革はこれからが本番として、目標株価を41000円にまで引き上げている。 ファミリーマート<8028>:7310円(前日比+930円) 大幅続伸。経営統合により上場廃止となるユニーの補充銘柄として、同社が日経平均に新規採用と発表されている。除外、採用ともに8月26日に実施されるもよう。インデックスファンドの投資家は、ユニー株に割り当てられる分を差し引いた同社株を市場で調達する必要がある。みずほ証券では880億円程度の買い需要が発生と試算、想定どおりの流れだが、インパクトの大きさをポジティブ視へ。 セプテーニHD<4293>:2757円(前日比-498円) 大幅続落。15年10月-16年6月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比57.4%増の31.65億円、四半期利益は同横ばいの20.42億円で着地した。また、新たに開示した16年9月期の通期予想では、当期利益見通しを前期比14.7%増の26.96億円としている。株式分割の実施や期末配当を前期から増額することもあわせて発表しているが、市場予想を下回る通期計画がネガティブ視されているようだ。 プロルート<8256>:146円(前日比+36円) ストップ高。16年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。売上高が前年同期比7.2%減の31.22億円となる一方、営業損益は0.82億円の黒字(前年同期は0.18億円の赤字)に転換して着地した。営業利益以下の各利益は上期計画(営業利益で0.80億円)を超過している。物流、ITシステム等を中心にコスト見直しに着手しており、当第1四半期においてもコスト削減効果が顕在した。 アイビーシー<3920>:1200円(前日比+180円) 大幅続伸。コンセンサス・ベイスとブロックチェーン(分散台帳技術)分野で業務提携したと発表している。コンセンサス・ベイスは、国内で古くからブロックチェーン技術専門企業として事業を展開しており、専門的な知識と技術を持った企業としてアドバイス、コンサルティング、開発を行っている。大手上場企業を中心に取引企業数も多く、開発や実証実験を通し、実際のビジネスにおける問題や応用方法に多くの経験と実績を持つという。 《KS》
関連銘柄 8件
3920 東証スタンダード
592
11/26 15:30
-13(-2.15%)
時価総額 3,389百万円
ITシステムの情報管理・性能監視ツールを提供。情報を高速収集して解析する技術に強み。ソフトウエアライセンスの販売、有人監視サービスの提供など。ライセンス販売が堅調。機器販売も拡大。販管費増等こなす。 記:2024/08/07
4293 東証スタンダード
457
11/26 15:30
+5(1.11%)
時価総額 96,605百万円
デジタルマーケティング支援事業を手掛けるセプテーニ等を傘下に持つ持株会社。電通グループ傘下。就職・採用プラットフォーム事業「ViViViT」等も。デジタルマーケティング事業は電通グループとの協業等を推進。 記:2024/08/05
6871 東証プライム
3,945
11/26 15:30
-20(-0.5%)
時価総額 157,899百万円
半導体計測器具「プローブカード」、試験装置「テスタ」などの開発、製造、販売を行う。メモリー向けプローブカードで世界トップシェア。海外売上比率は約7割。メモリー向けプローブカードは高い生産稼働率が続く。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,333
11/26 15:30
-25.5(-1.88%)
時価総額 7,038,240百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
67
10/26 15:00
±0(0%)
時価総額 4,467百万円
カタログ通販大手。衣料品、家庭用品、化粧品等。16.12期3Qは大型家具事業から撤退、カタログ戦略修正で大幅減収、赤字促進。11月1日セブン&アイの完全子会社化、再建・再生を目指す。12月27日上場廃止。 記:2016/12/30
8256 東証スタンダード
1
1/5 15:00
±0(0%)
時価総額 46百万円
総合衣料卸会社。アパレルや雑貨、インテリア用品等の卸売に加え、ヘアケア商品や研究用試薬等の販売も。自社D2Cサイトでは販売チャネルを拡大。ミライロ薬局は会員顧客が順調増。24.3期1Qは損益改善。 記:2023/11/12
9983 東証プライム
51,450
11/26 15:30
+720(1.42%)
時価総額 16,372,470百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25