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健康CP Research Memo(8):問い合わせが殺到しているRIZAPゴルフ

2016/6/10 16:51 FISCO
*16:51JST 健康CP Research Memo(8):問い合わせが殺到しているRIZAPゴルフ ■健康コーポレーション<2928>の中長期的成長拡大に向けた施策 (2)新規事業の立ち上げ a) RIZAPゴルフ RIZAPゴルフの展開が加速してきた。2015年9月に六本木店に1号店を開設以来、電車内広告など様々な媒体を活用して市場ニーズや効果的マーケティング手法を検証してきたが、結果的にRIZAP ゴルフに対する問い合わせが殺到する状況となっていた。 この状況を受けて2016年3月の三田店(東京)を皮切りに、7月の川崎店まで毎月1店舗ずつ開設することが既に決定している。今期中は、その後も順次、新規開店を行う予定で、2017年3月末時点の店舗数は15店から20店舗程度に達する可能性があると弊社ではみている。 RIZAPゴルフについては、基本的にはRIZAPのビジネスモデルを踏襲しており、市場ニーズの大きさを読み誤ることがなければ、大きな失敗はないと弊社ではみている。他方、事業展開上のボトルネックが人材という点でもやはりRIZAPと同様だ。優秀なプロゴルファーの確保が、多店舗展開における最大のハードルになってくると考えている。この点について同社は、公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)から協力体制を取り付けており、今後の推移を見守りたいと考えている。 b) RIZAPフード 最近の動きで弊社が注目しているのは、RIZAPフードだ。同社はかねてより、低糖質フードの研究・開発を進めてきたが、ここにきて同社に対して、RIZAPのブランド力と、“おいしい”低糖質フードを製造する技術に目を付けた様々な事業者から、業務提携の申し込みが殺到しているもようだ。同社はこれまで、ミニストップ/イオンとの間で低糖質スイーツの提携を行ったほか、伊勢丹の催事への参加などを行ってきている。これらはいずれも好評を博し、スイーツの売上高は想定の3倍に達した模様だ。今後は、法人へのランチデリや、飲料分野への進出も検討中としている。 同社はこれまで、期間限定という形での事業提携に終始しているが、この点について弊社では、テストマーケティングという視点のほかに、より大きな企業との事業提携が検討されている可能性もあるとみている。同社の過去の事業提携の相手企業を見ると、それぞれの分野でのトップ企業との間で事業提携契約を結んできているという実績があるためだ。食の分野はRIZAPブランドとの親和性・有効性が最も高い事業領域であると弊社では考えており、RIZAPフードの今後の展開は大きな注目点だ。また、市場が大きいため、ヒットした場合には短期間に大きな収益貢献をもたらす可能性があることも、重要なポイントと言えよう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《SF》
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時価総額 136,830百万円
ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27