マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/27 22:39:23
14,244,464
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ブイキューブ---子会社が増資実施でドローン事業の展開を強化、ドローン関連として位置づけ高まる契機にも

2016/6/1 9:11 FISCO
*09:11JST ブイキューブ---子会社が増資実施でドローン事業の展開を強化、ドローン関連として位置づけ高まる契機にも ブイキューブ<3681>子会社のブイキューブロボティクス・ジャパンでは、株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ、ツネイシキャピタル株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施したと発表している。ブイキューブロボティクス・ジャパンは、ブイキューブが2015年に設立したロボティクス分野における戦略子会社であり、ドローンとビジュアルコミュニケーションサービスを組み合わせた企業・自治体向け業務用ドローンソリューションの提供など、ドローンを中心とした事業展開を行っている。今回の増資を機に、ブイキューブのドローン事業展開が活発化していくことが想定されよう。会社側では、経営の独立性の向上、拡大する市場への臨機応変なソリューション展開を可能にすることなども増資実施の目的としている。 改正航空法の施行や行政によるドローン運用ルールの策定、実証実験などが進められているほか、民間でもドローン関連技術や機体開発などが積極的に行われており、今後、橋梁などのインフラ設備や状況確認が欠かせない災害現場などを筆頭に、ドローンの産業利用が本格化すると予想されている。インプレス総合研究所では、国内のドローンビジネス市場は2015年度の104億円から、2020年度には10倍強の1,138億円に拡大すると試算している。 こうしたなか、ブイキューブでは、2015年1月にサイバーダイン<7779>などと共同で、ドローンの商用利用に関する技術を開発し、チューリッヒ工科大学の認定ベンチャーでもあるラピュータロボティクスに出資するなど、早い段階からドローンへの展開を図っている。同社のもつビジュアルコミュニケーションサービスとドローンを組み合わせることで、リアルタイムにハイクオリティの撮影映像をV-CUBEシステム上で確認できることになる。Web会議でドローン利用が可能になるサービスはブイキューブの独壇場になる可能性は高いが、こうしたサービスのニーズは今後大いに広がっていくことが期待できよう。 昨年11月から今年の1月にかけて、ドローン関連とされる中小型株が賑わいを見せた。イメージワン<2667>、アクモス<6888>、ビーマップ<4316>などが、11月安値から1月高値まで2倍、3倍の株価上昇となった。これに対して同社の上昇率は4割強の水準にとどまり、株式市場におけるドローン関連としては現状高く位置づけられてないが、今回の子会社の増資を契機に、ドローン関連としての位置づけが高まっていく展開を想定したい。 《SF》
関連銘柄 5件
2667 東証スタンダード
218
11/27 15:30
+4(1.87%)
時価総額 2,355百万円
医療用画像管理システム、電子カルテ等の販売を行うヘルスケアソリューション事業が柱。各種画像処理・解析ソフトウェア等の販売も手掛ける。地熱発電及び水素事業から撤退。環境配慮型事業の創出などに取り組む。 記:2024/10/20
3681 東証プライム
241
11/27 15:30
+13(5.7%)
時価総額 6,349百万円
汎用Web会議システムの販売等を行うエンタープライズDX事業、セミナー配信プロダクトの提供等を行うイベントDX事業が柱。防音個室ブース「テレキューブ」等も。イベントDX事業は生成AI活用等で製品力を強化。 記:2024/10/05
4316 東証グロース
407
11/27 15:30
-2(-0.49%)
時価総額 1,317百万円
無線LAN配信インフラ構築等のワイヤレス・イノベーション事業、映像配信システムやTVメタデータのASP等を手掛けるソリューション事業が柱。ソリューション事業ではアパらくWi-Fiなどの販売を強化。 記:2024/08/13
6888 東証スタンダード
498
11/27 15:30
-1(-0.2%)
時価総額 5,087百万円
ITソリューション事業が主力。自治体のITソリューション、宇宙関連システムなどのSI・ソフトウェア開発等を手掛ける。ITインフラ、ITサービス等も。クラウド分野、消防防災ソリューション分野などに注力。 記:2024/08/06
7779 東証グロース
188
11/27 15:30
-4(-2.08%)
時価総額 40,447百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02