マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,175.11
+260.36
暗号資産
FISCO BTC Index
9/28 6:27:49
9,383,387
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ダイヤモンドD Research Memo(6):M&Aによる規模拡大が成長をけん引

2016/5/26 16:16 FISCO
*16:16JST ダイヤモンドD Research Memo(6):M&Aによる規模拡大が成長をけん引 ■決算概要 (1)過去の業績推移 ダイヤモンドダイニング<3073>の過去の業績を振り返ると、店舗数の拡大が同社の成長をけん引してきた。特に、M&Aによる規模拡大が出店ペースに拍車をかけてきた格好である。一方、2013年2月期から売上高の伸びが鈍化しているのは、不採算店舗の閉店やブランドマネジメント制導入に伴うブランドの集約及び統合により、店舗数が頭打ちになっていることが要因である。同社は、2014年2月期でブランド集約及び統合が一巡したことから、2015年2月期より再び高収益ブランドを軸とした出店拡大を図っており、新たな成長期に入ったと見られる。 利益面では、2010年2月期に過去最高の営業利益を達成し、営業利益率も6.9%の水準にあったものの、その後は既存店の伸び悩みや業態変更に伴う費用増などにより低下傾向となった。ただ、2015年2月期は、高収益ブランドの出店拡大等により3.7%に改善している。 財務面では、財務基盤の安定性を示す自己資本比率はおおむね20%台で推移している。有利子負債残高も高い水準にあり、今後の積極的な事業拡大を視野に入れれば、財務基盤の増強は中期的な課題として挙げられよう。キャッシュフローの状況も、2012年2月期から2014年2月期までは営業キャッシュフローが投資キャッシュフローを上回る状況が続いていたが、積極的な新規出店を再開した2015年2月期以降は投資キャッシュフローが大きくマイナスとなり、有利子負債残高の増加につながっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《HN》
関連銘柄 1件
3073 東証プライム
1,395
9/27 15:00
+34(2.5%)
時価総額 25,728百万円
ダイヤモンドダイニング、エスエルディー、湘南レーベル等を傘下に収める持株会社。飲食・アミューズメント事業、ホテル・不動産事業を展開。カプセルホテルは営業を再開。26.2期営業利益40億円を目指す。 記:2024/04/30