マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,736.57
+440.06
暗号資産
FISCO BTC Index
11/26 20:21:34
14,196,638
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

健康CP---17年3月期はRIZAPグループ新体制で売上高1000億円へ飛躍、営業利益は2期連続2倍超を見込む

2016/5/16 18:52 FISCO
*18:52JST 健康CP---17年3月期はRIZAPグループ新体制で売上高1000億円へ飛躍、営業利益は2期連続2倍超を見込む 健康コーポレーション<2928>は16日、2016年3月期連結決算を発表。売上高で前期比41.8%増の554.48億円、営業利益で同2.4倍の50.66億円、経常利益で同2.4倍の46.39億円、当期純利益で同50.7%増の24.66億円と大幅な増収増益で着地した。配当については前回予想9.15円~9.63円を7.60円に修正している。通常配当に上場10周年を記念した連結配当性向20%の特別配当を加えており、配当性向39.3%となる。 M&Aが当初の見通しから期ずれした影響が大きく、また上場子会社である夢展望<3185>、SDエンターテイメント<4650>が想定を下回ったことで、連結売上高は同社の期初予想に対して46億円下振れたものの、RIZAPが前年比で約2倍の増収と高成長を続けていることやM&Aに関しても結果的に大幅なディスカウントでの取得に成功しており今後の業績貢献が期待できる点は大きな成果と言えよう。営業利益に関してはRIZAPが過去最高の大幅な増益となったことで子会社の未達分を完全に吸収する形で期初予想を達成してきたことは高く評価できる。 注目されていた今期2017年3月期の業績予想は、売上高で1000.00億円、営業利益で101.50億円、税引前利益95.00億円、当期利益70.50億円を見込んでいる。海外事業の加速化に伴い、今期から国際財務報告基準(IFRS)を適用することから日本基準を適用していた前期実績値の増減率の記載ないが、単純比較においては売上高が前期比80%増、営業利益が同2倍と高い伸びを示している。配当予想は1株9.42円(配当性向18~20%の上限である20%で設定)と増配を予定している。 本日同時に発表したRIZAPグループ新体制で、ついに売上高1000億円企業への飛躍を実現させる。営業利益においては2期連続で2倍超の高成長を続けることとなり、3年間で約5倍の驚異的な成長スピードとなっている。M&Aやグループ各社の構造改革を更に推し進めることでRIZAPグループ全体の更なる成長に対する並々ならぬ自信が表れていることから、連結売上高3000億円、連結営業利益350億円を目標に掲げている「COMMIT2020」の前倒し達成なども期待されそうだ。 なお、2015年3月2日に発行した第2回および第3回新株予約権を5月30日付で残存するすべてを取得し、取得後直ちに全部を消却することを決定したと発表。第2回で160万個、第3回で120万個の新株予約権を発行しているが、本新株予約権の行使については同社が決定権を有しており、発行当時に比べて飛躍的に業績が伸びていることから、本新株予約権は割安であるため、同社が取得・消却を行うとしている。行使価格が800円、1000円で設定されていたことから、株価は800円が上値抵抗として意識されていたが、これがクリアになることで株価にとって非常にポジティブだろう。また、今期予想PERが14.8倍へと低下することから割安感が意識されることから、昨年5月につけた上場来高値1085円を目指す展開が期待される。 《SF》
関連銘柄 3件
231
11/26 15:30
-2(-0.86%)
時価総額 137,829百万円
ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27
3185 東証グロース
125
11/26 15:30
-1(-0.79%)
時価総額 1,893百万円
アパレル事業が主力。ニューリーミー、ディアブルベーゼ、ディアマイラブなどのブランドを展開。ジュエリー事業、トイ事業も。RIZAPグループ傘下。アパレル事業では仕入の適正化等により、収益構造の改善図る。 記:2024/10/03
4650 東証スタンダード
280
11/26 15:30
±0(0%)
時価総額 2,519百万円
フィットネスクラブ、企業主導型保育園の運営等を行うウェルネス事業が主力。1918年創業。北海道札幌市に本社。RIZAPグループ傘下。オンラインクレーンゲーム等も。ウェルネス事業の成長戦略加速を図る。 記:2024/07/01