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【FISCOソーシャルレポーター】個人ブロガー三竿郁夫氏:タイはアジア自動車生産のハブ拠点!

2016/5/13 12:48 FISCO
*12:48JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人ブロガー三竿郁夫氏:タイはアジア自動車生産のハブ拠点! 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人ブロガー三竿郁夫氏(ブログ「Japan Inside Thailand -真の日タイ連携を目指して- 」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- 「アジア自動車の生産ハブ拠点 タイ」 日産自<7201>の電撃発表に驚いたが、さもありなん。アジアビジネスの観点から、特にタイをアジアの自動車生産ハブとして、確固たる地位を得ている三菱自<7211>は、アジアビジネス展開上、タイで出遅れた日産に取って最も魅力的なパートナーだ。 三菱自は、タイの最大の貿易港ラムチャバンの至近の一大工場で、サミットグループ等のタイの財閥系部品会社とともに三菱自本体の業績を支えてきた。三菱自のレポートで必ずタイが出てくるのは、その背景がある。 ホンダ<7267>もアユタヤ洪水の後でバンコクの東プラチンブリ県に一大工場を作り、アジアのハブ拠点として大衆車Civicの輸出基地となりつつある。今年にもタイホンダの売上の輸出比率が50%を超える。 インドで40%のシェアを持つスズキ<7269>も、ラムチャバンに近いエリアに一大工場を稼働させてインド-タイの連携を強化させている。アセアン経済共同体(AEC)で加速していくタイを中心とした新興アジア自動車産業クラスター戦略は、日産ルノーグループに取って最重要課題であることは間違いない。ミャンマーのダウェイプロジェクトは、日産の重要拠点インドチェンナイの工場とタイの自動車生産ハブをつなぐ、日産-三菱自グループの強い味方となるだろう。 - 日産グループのタイでの展開強化 - インドチェンナイとの連携 - スズキに対抗する軽自動車のアジア展開 の3点でこの連携の持つ意味は非常に大きい。 今回の問題は、リコールと違って、技術そのものの問題ではなく、業務管理の問題だ。 ゴーン改革で日産が見事に再生したように、三菱自の意欲ある若手プロジェクトメンバーを登用して、三菱グループの陋習で腐りきった組織の業務改革をすれば、必ずや業績向上につながるだろう。 その結果に期待したい。 ---- 執筆者名:三竿郁夫 JI Solution Japan 代表 ブログ名:「Japan Inside Thailand -真の日タイ連携を目指して- 」 《FA》
関連銘柄 4件
7201 東証プライム
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11/25 15:30
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時価総額 1,717,409百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7211 東証プライム
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11/25 15:30
-1.8(-0.41%)
時価総額 651,998百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7267 東証プライム
1,358.5
11/25 15:30
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時価総額 7,172,880百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7269 東証プライム
1,628.5
11/25 15:30
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時価総額 3,199,328百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10