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アイレップ Research Memo(9):主力の広告代理事業の好調で第1四半期決算としては過去最高を記録

2016/4/12 16:18 FISCO
*16:18JST アイレップ Research Memo(9):主力の広告代理事業の好調で第1四半期決算としては過去最高を記録 ■業績動向 (2)2016年9月期第1四半期連結決算の概要 アイレップ<2132>の2016年9月期第1四半期(15年10-12月)連結業績は売上高が17,451百万円(前年同期比34.9%増)、営業利益371百万円(同72.2倍増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は288百万円(前年同期は四半期純損失19百万円)と大幅増収・営業増益となった。第1四半期(10-12月)としては過去最高を記録したほか、2015年9月期第4四半期(7-9月)の数値を上回る高い水準を確保した。 売上高が伸びたのは、主力の広告代理事業で直販、博報堂DYグループとの協業案件がそれぞれ好調に推移したことが主要因。売上原価は15,919百万円(同前年同期比28.7%増)と増加した。売上高拡大により売上総利益は1,531百万円(同28.7%増)と2ケタ増益を確保した。ただ、売上総利益率は低下。一方、販管費は、ニアショア(高知)、オフショア(ベトナム、フィリピン)を効果的に活用したことで、広告代理事業の生産性が向上し、売上が伸長するなかで、1,160百万円(同2.1%減)と抑制を図ることに成功した。ちなみに、人件費は676百万円(同6.1%減)と減少している。この結果、営業利益は前年同期比で72.2倍増の371百万円となり、営業利益率は前年同期の0.0%から2.1%へ大幅に改善した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正) 《HN》
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SEMサービス、ソーシャルメディアマーケティングなどネット広告を手掛ける。博報堂DYグループとの協業で顧客は増加。16.9期上期は大幅増益。DACと共同持株会社設立で経営統合。9/28付けで上場廃止へ。 記:2016/06/07