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注目銘柄ダイジェスト(前場):ジーンズM、サクサ、SOSEIなど

2016/3/23 11:40 FISCO
*11:40JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ジーンズM、サクサ、SOSEIなど 鹿島<1812>:743円(前日比+16円) 続伸。引き続き、前日に発表した大幅な業績上方修正が買い材料視されている。利益率改善に伴う上方修正は想定以上との評価が高いほか、増配に対する関心なども高いもよう。野村證券、UBS証券、SMBC日興証券などが、「買い」推奨継続で、目標株価も引き上げている。来期業績に関しては減益を予想する向きが多いが、コンセンサス水準は切り上がっているとみられる。 三和HD<5929>:813円(前日比+17円) 買い優勢。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を新規に「買い」、目標株価を1100円としている。セクター内ではCROCIが相対的に高いこと、国内非住宅建設需要の増加を背景とした重量シャッター、ドア売上の増加が期待できること、アメリカ住宅投資増加によるODC 社の売上増加が予想されることなどを背景としている。国内競合数の減少などを背景とした国内市場における高いシェアや利益率改善が強みと指摘。 サクサHD<6675>:220円(前日比+18円) 買い優勢。前日にはベルギーで連続テロが発生、同社は顔認証システムなどで実績があることから、テロ対策関連銘柄として注目度が高まる状況になっているようだ。連休中の報道では、法務省が入国外国人の顔写真とテロリストの顔の画像データを瞬時に照合する新システムを導入などとも伝わっていたが、あらためて関連銘柄として関心が高まる形に。 ジーンズメイト<7448>:239円(前日比+50円) 急伸。前日に3月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比14.3%増となり、5ヶ月ぶりのプラス転換、かつ、2014年12月以来の2ケタ成長となっている。月次動向が手掛かり材料とされやすい銘柄でもあり、2014年12月も含め、たびたび株価の急伸につながっている。短期資金の値幅取り狙いの動きが集まる状況にも。 アイサンテクノ<4667>:6390円(前日比+320円) 急反発。一時6580円まで上昇した。トヨタ自<7203>や日産自<7201>、ホンダ<7267>などの自動車大手6社が高精度の3次元地図など自動車の自動運転に必要な8分野で共同研究に乗り出すと報じられており、アイサンテクノなど関連銘柄に物色が向かっている。この共同研究では、20年の一般道での走行を目標に研究開発を進め、標準技術の確立を目指すという。自動運転で先行する欧州のメーカーや米グーグルに対抗する狙いのようだ。 SOSEI<4565>:16320円(前日比+200円) 急反発。一時17440円まで上昇する場面があった。Peter Bains氏を4月1日付で代表執行役COOに選定すると発表している。また、本年6月に開催予定の定時株主総会後の取締役会での承認を経て、代表執行役社長CEOに就任する予定。同氏はグラクソ・スミスクライン社で要職を歴任したほか、近年は同社の社外取締役や、アジア大手のバイオ医薬品企業Biocon社の子会社であるSyngene社のCEOに就いている。 アスカネット<2438>:1421円(前日比+173円) 大幅続伸。パイオニア<6773>が保有する空中表示技術に関する特許権(特許出願中も含む)を2700万円(移転手続き費用は除く)で取得すると発表している。画像表示装置、立体的二次元画像表示装置など全29特許ファミリー・37件(特許出願中も含む)で、空中表示パネルの用途特許や製法特許なども含まれる。エアリアルイメージング事業における技術的優位性をより強固なものにすることが狙いとしている。 ラクーン<3031>:690円(前日比+61円) 大幅続伸。3月29日付でマザーズから東証1部へ市場変更すると発表している。パッシブファンドの資金流入などによる流動性向上に期待した買いが向かっており、取引時間中としては1月13日以来となる700円台を回復する場面もあった。 《KS》
関連銘柄 12件
1812 東証プライム
2,712.5
11/28 15:30
+46(1.73%)
時価総額 1,433,979百万円
1840年創業のゼネコン大手。国内初の超高層ビル「霞が関ビル」を手掛けるなど超高層ビルに強み。六本木ヒルズ森タワーなどで実績。スエズ運河橋など海外でも実績。不動産開発事業など成長領域の拡大に注力。 記:2024/10/10
2438 東証グロース
479
11/28 15:30
-4(-0.83%)
時価総額 8,365百万円
ウェディング向け写真集等のフォトブック事業、葬儀社向け遺影写真加工等のフューネラル事業が柱。遺影写真作成で国内トップ。空中ディスプレイ事業も手掛ける。葬儀業界向けDXサービスは既存契約先の活用が順調。 記:2024/06/09
728
11/28 15:30
+16(2.25%)
時価総額 16,279百万円
アパレル・雑貨等の事業者専用卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の運営等を行うEC事業が主力。企業間の後払い決済サービス、売掛保証サービス等も。引き続き顧客獲得ペース向上による事業規模の拡大図る。 記:2024/08/09
4565 東証プライム
1,140
11/28 15:30
+4(0.35%)
時価総額 102,489百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4667 東証スタンダード
1,300
11/28 15:30
+44(3.5%)
時価総額 7,214百万円
測量用ソフトウェアなどを手掛けるソフトウェア開発会社。愛知県名古屋市に本社。測量計測機器等の販売・保守、自動走行関連に係るシステム受託販売等も行う。新製品の点群CADシステム「ANIST」は好評。 記:2024/10/13
5929 東証プライム
4,464
11/28 15:30
+15(0.34%)
時価総額 1,022,256百万円
総合建材メーカー「三和シヤッター工業」が中核の持株会社。鋼製シャッター、スチールドア、軽量引き戸などで国内トップシェア。北米、欧州など海外でも事業展開。シャッター、ドア事業のシェア拡大などに注力。 記:2024/08/10
6675 東証スタンダード
2,648
11/28 15:30
+5(0.19%)
時価総額 16,537百万円
情報通信機器メーカー。ビジネスホンやネットワークアプライアンス等のサクサブランド事業、カードシステム等のOEM事業が柱。SIビジネス等も。27.3期売上高500億円目標。事業ポートフォリオの変革図る。 記:2024/08/10
6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21
7201 東証プライム
373.9
11/28 15:30
+0.4(0.11%)
時価総額 1,578,125百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7203 東証プライム
2,607
11/28 15:30
+36(1.4%)
時価総額 41,177,531百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,299
11/28 15:30
+6.5(0.5%)
時価総額 6,858,720百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7448 東証1部
243
3/29 15:00
-26(-9.67%)
時価総額 3,913百万円
RIZAP傘下で再建中のカジュアル衣料量販店。21.3期上期はEC伸長。だがコロナ禍で店舗販売が苦戦。販管費を抑制するも利益水面下に。通期計画は未定。21年4月にRIZAPグループの小売2社と経営統合へ。 記:2020/12/24