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ダイキアクシス Research Memo(4):住宅機器卸売業は自社商圏内で高い実績

2016/3/18 16:06 FISCO
*16:06JST ダイキアクシス Research Memo(4):住宅機器卸売業は自社商圏内で高い実績 ■会社概要 b)住宅機器関連事業 前身のダイキが1958年の創業時に「タイルと衛生陶器の店」としてスタートしており、住宅機器の卸売業では数十年来の実績を持つ。住宅機器関連事業の売上高(2015年12月期:16,229百万円)は、建設関連業者等向けが73.1%、ホームセンターリテール商材が16.3%、住機部門工事が10.6%であった。システムキッチン、トイレ、ユニットバスなどの水回り住設機器を、元請のゼネコン、地場建築業者、ハウスメーカーに販売している。本社を愛媛県松山市に置いており、商圏とする四国及び瀬戸内に面する中国・近畿地方では高い販売実績を上げている。同地域での情報収集力並びに営業力が強い。TOTO<5332>の製品を主に取り扱うとともに、タカラスタンダード<7981>やクリナップ<7955>などの製品も扱っている。大半が卸売であるため、住宅機器関連事業の売上高利益率(2015年12月期)は、3.5%と低い。 ○DCMグループとの関係強化 ダイキアクシス<4245>は、DCMグループとの関係強化を図っている。2015年12月期の同グループ向け売上高は4,601百万円、前期比9.3%増となった。事業別内訳は、住宅機器関連事業が79.5%、環境機器関連事業が20.5%だった。住宅機器関連事業は、キッチン、バス、トイレ等の住宅商材の販売、リフォーム業者向けプロ用商材の販売、店舗建築工事を含む。環境機器関連事業は、店舗浄化槽設備工事・メンテナンス、店舗管理業務になる。店舗建築工事は、ゼネコンなどの元請経由でなく、DCMグループからの直請である。同社がMBOされるまではもともと資本関係があったこともありDCMグループとは良好な関係を維持しているため、受注につながりやすい。また、環境機器関連事業としては、DCMグループ店舗の店舗浄化槽設備工事とメンテナンス、店舗管理業務(清掃・消防・電気等点検業務)を請け負っている。これまでDCMダイキとDCMカーマの展開する店舗310店を対象に携わってきたが、2015年12期よりDCMホーマックへ取引が拡大された。DCMホーマックの商圏では、東北支店(宮城県仙台市)に加えて、2015年5月に札幌出張所を開設し、同エリアの店舗管理業務を提供できるようにした。DCMホーマックは、関東から北海道まで約250店舗を展開しているが、順次、同社の管理サービスに切り換わっていくことになるだろう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健) 《HN》
関連銘柄 4件
4245 東証スタンダード
725
10/9 15:00
-7(-0.96%)
時価総額 9,912百万円
浄化槽・排水処理システムや地下水飲料化等を手掛ける環境機器関連事業が主力。愛媛県松山市に本社。住宅機器関連事業、再生可能エネルギー関連事業も。環境機器関連事業はメンテナンス事業、上水エスコ事業の拡大図る。 記:2024/07/08
5332 東証プライム
5,393
10/9 15:00
+107(2.02%)
時価総額 954,459百万円
衛生陶器大手。国内首位のトイレに強み。バス・キッチンや洗面商品も。24.3期3Qは日本住設事業が堅調。パブリック用途は足踏みだが、住宅用途のリモデルが売上増。米州事業ではネオレスト、ウォシュレットが堅調。 記:2024/04/13
7955 東証プライム
708
10/9 15:00
+6(0.85%)
時価総額 26,509百万円
住宅設備機器メーカー。システムキッチンやシステムバスルーム、洗面化粧台など住宅設備機器の製造・販売を行う。国内で初めてシステムキッチンを開発。中期経営計画では27.3期売上高1450億円以上目指す。 記:2024/06/25
7981 東証プライム
1,632
10/9 15:00
-15(-0.91%)
時価総額 120,665百万円
総合住宅機器メーカー大手。1912年創業。システムキッチンで国内トップシェア。洗面化粧台、ユニットバス、トイレ等も手掛ける。ショールームに強み。都市部の営業強化図る。27.3期売上高2500億円目標。 記:2024/08/30