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ショーケース Research Memo(10):2025年に売上規模1,000億円のグローバル企業を目指す

2016/3/16 16:21 FISCO
*16:21JST ショーケース Research Memo(10):2025年に売上規模1,000億円のグローバル企業を目指す ■中長期ビジョンと目標 ショーケース・ティービー<3909>の中期経営計画は開示されていないため、中期的な売上高、営業利益などの目標数値は明らかではない。しかし、「ネットで、おもてなしを、世界へ」をスローガンとする中長期ビジョンと目標を公開した。具体的には、海外特許を活用し、世界10ヶ国もサービス提供し、グルーバル展開を加速することで、10年後の2025年にグループ企業30社10ヶ国拠点で、連結売上高1,000億円、経常利益100億円、ROE30%を達成するというもの。 それを実現するための基本成長戦略として、(1)既存事業の安定成長、(2)コンバージョンDMPを活用したマーケティングビジネスの加速、(3)新しいビジネスによる多様な収益モデルの展開、の3つを挙げている。 (1)既存事業の成長 既存事業は6,200アカウント以上の優良な顧客基盤とワンタグ戦略※を活用するにより、既存顧客ではアカウント数(利用サイト数の積み上げ)の更なる増加とアカウント単価の増加(利用サービス数の積み上げ)の掛け算型の積み上げ型ビジネスを加速させることで安定成長を図り、全体的な成長のベースとする。 ※ワンタグ戦略の展開による同社のメリットは、単価アップとデータ取得の2点。単価アップについては、顧客が自社のWebサイトにナビキャストタグを挿入していることにより、必要なサービスを簡単に追加することが可能となり、単価アップにつなげやすくなる。データ取得に監視しては、ナビキャストタグが挿入されていることで、詳細な行動データを取得することが可能となる。このデータを他のサービスと連携することにより、Webサイトの最適化や広告サービスに生かすことができる。 (2)コンバージョンDMPを活用したデータマーケティングビジネス コンバージョンDMPを活用した精度の高い広告配信サービス「ナビキャストAd」、トレーディングデスクサービス「ターゲットオン」は昨年からサービスの提供を開始した。さらに、今年1月にはコンバージョンDMPに蓄積されているビッグデータをもとにより精度と費用対効果の高いマーケティングプランを総合提案するデータマーケティング事業部を新設し、データマーケティングビジネスの拡大に本格的に取り組む体制を整えた。 (3)新しいビジネスによる多様な収益モデルの展開 加えて、今年1月に新設した「Showcase Lab.」によって生み出される新しいビジネスが、(1)の既存事業と(2)のコンバージョンDMPを活用したデータマーケティングビジネスの拡大にアドオンされる新たな成長ドライバーとなる。「Showcase Lab.」は自社のみならず、様々な専門技術を持ったパートナー企業と連携しながら、研究や実証実験を行う予定。具体的には、Web情報の分析技術、Web端末認識技術、ビッグデータ解析と機械学習などの研究のほか、1)金融×IT(FinTech)分野(ユーザ与信分析、決済代替手段の提供など)、2)IoT分野(ハードウェアの遠隔操作、新型コミュニケーションツール開発など)、3)O2O分野(位置情報解析、店舗内オペレーションのクラウド化など)、の3つの分野を重点テーマとして研究、開発を行うことになっており、これらの中から新しいビジネスを展開することになると見られる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正) 《HN》
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