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ショーケース Research Memo(6):2012年12月期をターニングポイントとして成長が加速

2016/3/16 16:12 FISCO
*16:12JST ショーケース Research Memo(6):2012年12月期をターニングポイントとして成長が加速 ■業績動向 (1)過去の業績動向 ショーケース・ティービー<3909>の過去の業績動向について見ると、2009年12月期以降の業績が目論見書で開示されており、売上高は2011年12月期以降5期連続の増収、経常利益は2009年12月期以降2015年12月期までの7期連続の増益となっているが、2012年12月期以降売上高、営業利益ともに、拡大ペースが加速し、成長ステージへ突入した。これは、1)受託制作事業を2011年末で譲渡したことにより、2012年12月以降はeソリューション事業の積み上げ型のサービスを中心とする事業モデルとなった、2)2006年以降投入してきたサービスの導入・普及が進み、損益分岐点を超える規模へ拡大した、3)「Basketgoal.com」(2011年8月)、「仲介名人」(2012年9月)の事業を譲り受けた効果がプラス寄与した——などの要因による。 (2) 2015年12月期業績の概要 主力のeマーケティング事業の好調により過去最高益を記録 2015年12月期業績は売上高1,237百万円(前期比25.9%増)、営業利益305百万円(同22.1%増)経常利益291百万円(同16.8%増)、当期純利益179百万円(同16.8%増)となり、売上高、すべての利益ともに過去最高を記録した。 2ケタの増収となったのは、既存サービスが堅調に推移したほか、新商品・新サービスも増加したことから、eマーケティング事業、Webソリューション事業ともに増収となったことによる。売上原価はWebソリューション事業の売上増加やトレーディングデスクサービスの売上に伴う仕入れの増加により221百万円(同61.3%増)へ増加したため、売上総利益は1,015百万円(同20.1%増)と増益を確保したが、売上総利益率は82.1%へ3.9ポイント低下した。また、販管費も人員数増加による人件費増加や上場関連費用の計上により709百万円(同19.2%増)へ増加したことから、営業利益は305百万円(同22.1%増)と2ケタ増益を確保したが、営業利益率は24.7%と0.7ポイント低下した。 一方、会社計画対比では、売上高、営業利益ともに計画を上回った。売上高の上振れは、1)スマートフォン関連の売上が好調に推移した、2)広告トレーディングデスクサービス事業、不正決済検知システムの受託開発に関する売上が寄与した、ことによる。一方、営業利益については、売上高増加に伴う利益増加に加えて、DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)の構築にかかる費用を内製化したことや、業務効率化を図り固定費を削減できたことがプラス要因として働いたためだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正) 《HN》
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