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ショーケース Research Memo(2):インターネットに「おもてなし」の機能を追加することを目的として事業を展開

2016/3/16 16:04 FISCO
*16:04JST ショーケース Research Memo(2):インターネットに「おもてなし」の機能を追加することを目的として事業を展開 ■会社の概要・沿革 ショーケース・ティービー<3909>は、インターネットをより使いやすくすることでWebサイトにおける成約率を高めるソフトウェアを開発し、クラウドサービスで提供するWebマーケティング支援会社。「豊かなネット社会を創る」という企業理念のもと、インターネットに「おもてなし」の機能を自動的に提供し、すべての人にとってWebサイトを「見やすく、わかりやすく、入力しやすく」することを目的として事業を展開する。独自に開発、特許登録したWebサイト最適化技術を活用し、Webサイト利用者をサイト訪問から商品購入や資料請求などの成果(コンバージョン)に至るまで、スムーズに誘導する様々なグラウドサービスをWebサイト運営企業に対して提供する。国内のインターネット通販(EC)、金融、人材サービス、不動産など業界を代表する大企業を中心とする1,000社以上の顧客基盤を有し、サービス導入実績は累計で6,200アカウント以上を数える。2015年3月に知名度と社会的信用度の向上、及び人材の確保を目的として東京証券取引所マザーズ市場へ上場した。 (1)沿革 同社の前身は、販売促進・マーケティングの支援を目的とする会社として1996年2月に設立され、現代表取締役社長である森雅弘(もりまさひろ)氏が代表を務めていた有限会社フューチャーワークス(1998年に株式会社化)。2005年11月に事業拡大及び経営資源の効率化を図るため、フューチャーワークスを存続会社として、(株)スマートイメージ(現取締役副社長の永田豊志(ながたとよし)氏によって2003年5月設立)を吸収合併し、社名を株式会社ショーケース・ティービー※へ変更した。 ※社名の由来は、ショーケースは英語の「showcase」(商品の陳列用ガラス)で、同社のサービスが商品を売れる仕組みを提供することを意味し、ティービー(TV)には商品の魅力を遠くに届けるという意味が込められている。 2006年12月にWebサイトの誘導最適化サービス「ナビキャスト」の提供を開始したのを皮切りに、以後入力フォーム最適化サービス「フォームアシスト」(2008年4月)、スマートフォン専用入力フォーム「フォームコンバータ」(2010年12月)、スマートフォン表示最適化サービス「スマートフォン・コンバータ」(2011年5月)など、独自開発した技術に基づいたサービスの提供を開始。加えて、それらサービスのコア技術の特許を取得することにより、競合企業が参入することを防ぐという仕組みを構築し、事業規模を拡大してきた。 一方で、顧客のニーズの理解、ノウハウの蓄積及び同社のサービスのテスト利用等の目的で、ECサイト「Basketgoal.com」(2011年8月)、不動産物件サイト向けコンテンツ管理システム「仲介名人」事業(2012年9月)を譲り受けた。さらに、スマートフォンの普及を背景とした企業のスマートフォンアプリ制作ニーズに対応するために、スマートフォンアプリ管理システム(現「Go!Store」、2014年3月)を譲り受けたことで、現在の研究開発、事業のインキュベーション機能・役割を担うWebソリューション事業の基盤が整った。 (1)大株主の状況と株主構成 2015年12月末時点における大株主の状況を見ると、筆頭株主は社長の森雅弘氏が26.3%、取締役副社長の永田豊志氏が第2位で20.5%を保有する。両氏の持分の合計46.8%に役員の持分を加えた50%弱が安定株主比率。 同社は、決算説明会資料で15年12月末時点の株主構成を公表。これによると、株主数は1,398人で、森社長、永田副社長を含む個人が77.8%を保有。なお、上場前に20.4%を保有していたベンチャーキャピタルの比率はゼロとなり、代わって国内機関投資家と海外機関投資家の比率が15.7%となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正) 《HN》
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Webサイト最適化サービス、オンライン本人確認/eKYCサービスなどのDXクラウド事業が主力。広告・メディア事業等も。ReYuu Japanを傘下に持つ。ノーコードプラットフォームの販売拡大などを図る。 記:2024/07/01