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ダイナック Research Memo(9):20店舗の新規出店を予定

2016/3/8 16:32 FISCO
*16:32JST ダイナック Research Memo(9):20店舗の新規出店を予定 ■業績見通し 2016年12月期についてダイナック<2675>は、売上高37,240百万円(前期比3.1%増)、営業利益1,120百万円(同19.1%増)、経常利益1,100百万円(同18.4%増)、当期利益430百万円(同26.1%増)を予想している。 2016年12月期については、バーレストランで13店舗、ゴルフクラブレストランで6店舗など、全体で20店舗の新規出店を予定しており、これによる増収効果を1,600百万円と想定している。他方、契約終了などで7店舗の閉店を見ており、その減収影響を644百万円と想定している。既存店については、2015年12月期において好天に恵まれたことの反動減を想定してゴルフクラブレストランの既存店売上高前期比を98.7%と見るなど、慎重な想定をしており、増収効果を150百万円と想定している。これらの合計で売上高を37,240百万円と計画している。 利益面では、食材の共通化や省エネ活動による光熱費削減、店舗管理コスト最適化などの努力を継続することで売上総利益率は一段と改善すると弊社では期待している。一時期輸入食材の円安デメリットが利益圧迫要因となったが、足元では円高方向に為替レートが動いている点もサポート要因と言える。 注意すべき点は前期に引き続き人件費の増加による利益の圧迫だ。ある程度は予想に織り込まれているとみられるが、想定外の変動可能性について考慮しておくべきであろう。そうした特殊事情がなければ、売上高が予想値を達成してくれば利益も自ずと予想値を達成できると弊社では考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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時価総額 9,122百万円
首都圏・関西圏を中心にレストランやバーを直営展開。ゴルフ場食堂などの運営受託も。コロナ禍が直撃し、昨年末時点で債務超過に。21.12期も苦戦の見込み。親会社サントリーHDが完全子会社化に向けてTOB実施。 記:2021/04/07