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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ブッダ氏:ゴールドマン・サックスが狙う次のテーマは・・・

2016/2/24 18:12 FISCO
*18:12JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ブッダ氏:ゴールドマン・サックスが狙う次のテーマは・・・ 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ブッダ氏(ブログ「ブッダの株ブログ」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2016年2月23日21時30分 に執筆 「次はAR とVRが来る」 14日、投資銀行ゴールドマン・サックスが、次世代のコンピューティングプラットフォームについて、AR(拡張現実)とVR(仮想現実)を重要視しているとニュースサイトで報じられた 。 ゴールドマン・サックスといえば、世界最大かつ最も影響力のある投資銀行として知られており、投資家から高い評価を獲得していることから、今回のニュースはAR/VR関連銘柄にとって好材料といえる。 こういった影響力のある投資銀行が次に狙う銘柄を我々個人投資家も常にチェックし、その相場の流れを見ていくことは非常に大切だ。 そこで今回は 、AR/VR関連銘柄のうち、AR関連銘柄に的を絞って紹介しよう。 ■注目のAR関連銘柄 ◆<3914>ジグソー ネットワークの監視や保守業務を行うジグソーが、本命のAR関連銘柄だ。 ジグソーは、Kudan Limited.(英国)と提携して共同開発を行っており、「AR/VRエンジン+Unity 3D」を日本国内でリリース、新たにウェアラブル向けAR/VRモジュール分野にて共同研究を開始した。ジグソーが提携するKudan社は、IoT・AR先進国とも呼べる英国におけるARエンジン技術会社として有名だ。Kudan社は、「AR/VRエンジン」を使い世界で初めて画像認識が可能なウェアラブルグラスを実現し、スイスの医療用機器開発会社Mindmazeに対して提供したと発表していることから、技術力の高さは折り紙つきだ。 新しいサービスや全ての産業に対応するものづくり自体が素晴らしいし、より多くのサービスを世の中に普及できる可能性がある。Kudanとの共同研究も、ジグソーにとって新しいものを手に入れることとなり、更なる飛躍が期待できるだろう。 2001年設立のジグソーではあるが、着実に結果をだし収益も上げており、今後の成長性に期待が持てる。今最も注目しているAR関連銘柄の一つだ。 ◆<3393>スターティア 電子ブック作成ソフト開発・販売やITインフラソリューションなどを展開しているスターティアは、ジグソーに次いで注目しているAR関連銘柄だ。 スターティアは、企業向けAR(拡張現実)制作ソフト「COCOAR(ココアル)」で、エンジン部分を自社アプリにも組み込み可能とするプランを提供している。「COCOAR」は、クリエイティブ系の企業を中心に提供されており、自身で簡単にAR制作が可能なソフトだ。 スマートフォンアプリの「COCOAR2」経由で、動画や3Dコンテンツを表示・閲覧したりでき、「COCOAR2」で読み込むと、絵柄のカップルが会話を始めるアニメーションを視聴したりもできる。 最近では、江崎グリコ<2206>の「ポッキーミディ」と、キリンビバレッジ(キリンHD<2503>傘下)の「キリン 午後の紅茶 恋のティーグルト」のコラボレーション企画に、「COCOAR2」が活用されている。「COCOAR2」の活用事例が蓄積されれば、今後ますますスターティアの知名度も上がり、今後様々な企業の販売活動で活躍する可能性が高い。 ARの知名度アップによって、今後ますます注目が集まる高いAR関連銘柄として、スターティアを引き続き観察していきたい。 ◆<4312>サイバネット CAEソフトウェアの販売、導入コンサルティング、技術セミナー、受託解析などCAEのトータルソリューションを提供するサイバネットは、富士ソフト<9749>グループに属するAR関連銘柄だ。 サイバネットは、ARコンテンツ開発者に対するARプラットフォームの提供を行っており、顧客に提案するソリューション能力も非常に強い。可視化技術を使い、ビジュアル・コミュニケーションにおいて、効果的なコラボレーションを行うための様々なソリューションを提案している。 特に、サイバネットが提供する「うごくぬりえ」は、色付けした、ぬりえ原画をスマホ等のカメラにかざし、ぬりえが3DCGモデルで立体的に飛び出して表示され、自分で色を塗ったぬりえが飛び出すのを体験できる大人も子供も楽しめる画期的なサービスで、期待が高まってきている。 同サービスは、簡単に使うことができ、利用方法もシンプルでわかりやすく、スマホ、タブレット端末等の無料アプリも用意されていることから、ARコンテンツ作成のプラットフォームとして需要が高まっていくことが想定される。 このようにサイバネットは、AR関連銘柄として確かなAR事業を展開していることも高い評価を得ていき、AR技術を使った様々なソリューションを提供しているAR関連銘柄のシンボルとしてメディアも注目されていくと考えている 。 ■AR関連銘柄に注目する理由 ARとは、Augmented Realityの略で「拡張現実」のことをいい、目の前にある現実空間に、デジタル情報を重ねあわせて表示する技術を指す。 現実空間に存在しないものを作って表示することで、工場作業や車の運転補助、スマホアプリや映した光景に観光情報を表示するなど、さまざまな分野への展開が期待されている。 それらが近年、実用化できる企業が増えてきており、市場は拡大してきている。実用化が進むことで、多くの人に周知され当たり前のようにARが活用される日は近い。 今後AR関連銘柄が新しいテーマ株として投資家の間にも浸透していくことを想定すると、相場での注目度が益々高くなっていくことは明白だ。 問題は、いかにしてAR関連銘柄で大きな成功を勝ち取るか?それには、ARという技術やサービスに関する理解を深め、市場全体の動向を知り、有力な関連銘柄を確認することが、一番の近道だ。特に、日経平均が乱高下している相場環境においては、新たなテーマ株を把握しておくことが大事であり、それに関する情報源を常に保有しておいた方が良いだろう。 今回はAR/VR関連銘柄のうちAR関連銘柄を紹介したが、VR関連銘柄も随時自分のブログで紹介していく。 その他、現在最新の注目テーマ株、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。急騰が期待される人工知能関連銘柄、自動運転車関連銘柄、フィンテック関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、ドローン関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、宇宙開発関連銘柄、ロボット関連銘柄、TPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、郵政関連銘柄、インバウンド関連銘柄、5G関連銘柄などに関する持論を書いている。 グーグルやヤフーの検索エンジンで「ブッダの株ブログ」と検索して、今後の銘柄選定に役立てて欲しい。 ---- 執筆者名:ブッダ ブログ名:ブッダの株ブログ 《NO》
関連銘柄 6件
2206 東証プライム
4,510
10/9 15:00
+103(2.34%)
時価総額 308,795百万円
菓子メーカー大手。ポッキーなどの菓子事業、アイスクリーム事業、食品事業、健康事業等を手掛ける。健康・食品事業は売上堅調。アーモンド効果等が貢献。23.12期通期は大幅増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/16
2503 東証プライム
2,210.5
10/9 15:00
+17.5(0.8%)
時価総額 2,020,397百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
1,944
10/9 15:00
-7(-0.36%)
時価総額 19,907百万円
法人向けトータルサポートサービス「ビジ助」などのITインフラ関連事業が主力。デジタルマーケティングSaaS「Cloud CIRCUS」の提供等も。ITインフラ関連事業のストック商材取引社数は2.4万社超。 記:2024/08/30
3914 東証グロース
4,580
10/9 15:00
+105(2.35%)
時価総額 30,920百万円
データコントロール事業を展開。クラウドサーバやIoTデバイス等の自動監視、運用を行う。IoTエンジン「NEQTO」を活用したIoTソリューションの提供等も。海外オペレーションの体制強化など先行投資を継続。 記:2024/08/29
4312 東証スタンダード
1,095
2/8 15:00
+2(0.18%)
時価総額 35,123百万円
製造業支援の解析ソフトをライセンス販売。ITソリューション、ビッグデータ可視化ツール等も。ITソリューションサービス事業は増収。23.12期3Qは増収。富士ソフトがTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2023/12/02
9749 東証プライム
9,000
10/9 15:00
-20(-0.22%)
時価総額 606,600百万円
独立系のソフト開発会社。FA・自動車関連の組込み系に強み。24.12期は最高業績・連続増配を計画。中計では28.12期に営業益450億円を目指す。筆頭株主の3Dが出した非公開化などの株主提案は総会で否決。 記:2024/04/11