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注目銘柄ダイジェスト(前場):セブンアイ、JDI、シンバイオなど

2015/12/25 11:43 FISCO
*11:43JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):セブンアイ、JDI、シンバイオなど 日本ペイント<4612>:2948円(前日比+159円) 買い優勢。SMBC日興証券では、第3四半期のプレビューをリリースしている。第3四半期累計の営業利益は前年同期比2.3倍の545億円と予想しているもよう。中国をはじめとしたアジア関連会社の子会社化に伴う上乗せが大幅増益に寄与。通期予想は据え置かれる公算だが、日本の原料安メリットと北米の自動車用塗料の販売数量の伸びが想定以上で、幾分余裕含みの進捗とみているようだ。 JDI<6740>:333円(前日比+4円) 堅調。ドイツ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げしている。目標株価も380円から530円に引き上げのもよう。生産面での歩留まりの改善、主要顧客向けの納入シェア拡大などが進んでおり、これまでディスカウント要因となってきた営業利益率の低さは、解消に向かうと捉えているようだ。外部環境の変化も16-17年度業績への影響は限定的と見ている。 日本水産<1332>:644円(前日比+78円) 連日の急伸。前日はストップ高比例配分となっていた。SMBC日興証券、みずほ証券の投資判断格上げが引き続き評価材料視されている。とりわけ、目標株価がそれぞれ、960円、910円と、現値と比較して揃って乖離が大きいことから、水準訂正余地は大きいといった見方が優勢になっているもよう。 セブンアイ<3382>:5462円(前日比+66円) しっかり。3-11月期営業利益は2600億円程度、前年同期比約5%増になったもようとの観測報道が伝わっている。日米でのコンビニ事業の好調がけん引役となっているようだ。ほぼ市場予想の範囲内でサプライズは乏しいものの、上半期決算数値が市場予想を下回り、通期予想を下方修正していた経緯から、当面の安心感は強まる状況にもなっている。 ブランジスタ<6176>:1366円(前日比+166円) 急伸。同社ECサポートサービスの1つである複数ECサイト管理システム「まとまるEC店長」を利用する顧客向けに、海外販売支援サービスの提供を開始したと発表している。このサービスでは、「まとまるEC店長」を利用中のEC運営事業者が販売している年間数百億円の流通商材について、初期・固定費用0円で海外販売を可能にする。アジア圏を皮切りに、世界20ヶ国へ順次展開していくという。 オプトエレクト<6664>:608円(前日比-82円) 大幅続落。15年11月期決算を発表している。営業利益は前期比11.3%増の5.66億円となり、従来予想の5.40億円を上回って着地した。16年11月期の業績については、営業利益で同11.3%増の6.30億円と予想している。15年11月期は第3四半期まで営業利益で4.89億円(前年同期比2.1倍)と高進捗だっただけに、通期業績は会社計画を大幅に上回るとの期待もあったようだ。発表を受けて材料出尽くし感から売りが先行している。 シンバイオ製薬<4582>:226円(前日比+49円) 急伸。抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」について、「初回治療の低悪性度非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫」と「慢性リンパ性白血病」の効能追加のための承認申請を行ったと発表している。また、臨床使用量を考慮した小容量の25mg製剤の製造販売承認申請も行っている。トレアキシンは、再発・難治性の低悪性度非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫を適応症とする国内製造販売承認を10年10月に取得している。 1stコーポ<1430>:1055円(前日比+63円) 一時1080円まで急伸。16年5月期の上期及び通期業績予想の上方修正と増配を発表している。上期営業利益見通しは6.65億円から7.65億円(前年同期は3.73億円)へ、通期見通しは14.84億円から15.59億円(前期は7.94億円)へと引き上げた。今期に計画していた施工工程が順調に進捗したほか、生産性の向上、原価低減効果等が利益を押し上げた。期末配当については従来予想の16.00円から17.00円へと増額した。 《KS》
関連銘柄 8件
1332 東証プライム
938.5
11/28 15:30
+28.6(3.14%)
時価総額 293,216百万円
1911年創業の大手水産会社。水産事業、冷凍食品に強みを持つ食品事業が主力。特定保健用食品等の開発・提供、冷蔵倉庫事業、配送事業等も。コンビニ向けおにぎり・サラダは販売順調。養殖事業の安定・拡大図る。 記:2024/06/13
1430 東証スタンダード
795
11/28 15:30
-15(-1.85%)
時価総額 10,624百万円
分譲マンション特化型の建設会社。首都圏が主要事業エリア。用地を仕入れて事業主に提案する造注方式に強み。不動産の売買・仲介、マンション管理運営等も。建設事業は受注順調。中計では27.5期売上400億円目標。 記:2024/10/22
2,621.5
11/28 15:30
+45.5(1.77%)
時価総額 6,827,844百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4582 東証グロース
240
11/28 15:30
-4(-1.64%)
時価総額 11,020百万円
がん、血液、ウイルス感染症分野がターゲットのバイオベンチャー。抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」が主力。トレアキシンの処方患者数は3.7万人超。アデノウイルス感染症など抗ウイルス薬BCVのグローバル開発推進。 記:2024/08/19
1,013.5
11/28 15:30
+16.7(1.68%)
時価総額 2,402,514百万円
1881年創業の塗料世界大手。日本ペイントを中核とする持株会社。シンガポール塗料大手のウットラムグループ傘下。ブランド力などが強み。日本では製品値上げの浸透が進む。塗料周辺事業の強化などに取り組む。 記:2024/10/24
6176 東証グロース
700
11/28 15:30
+12(1.74%)
時価総額 10,202百万円
企業プロモーション支援プロジェクト「アクセルジャパン」の提供、旅行電子雑誌「旅色」の発行、ECサポートやWebサイト制作・運営等を行う。NEXYZ.Group傘下。アクセルジャパンの新規、更新売上が順調。 記:2024/07/02
6664 東証スタンダード
227
11/28 15:30
+3(1.34%)
時価総額 1,493百万円
自動認識装置メーカー。国内唯一、バーコード読み取りハネウェルの核となるモジュールエンジンを製造。レーザモジュールで国内トップシェア。海外が約半数。定置式スキャナ製品等が堅調。米特許訴訟は費用継続。 記:2024/11/02
6740 東証プライム
19
11/28 15:30
±0(0%)
時価総額 73,727百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も。eLEAP、HMO、メタバースなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/20