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エクストリーム Research Memo(1):ソリューション事業好調、16年3月期は売上高、営業益とも過去最高更新へ

2015/12/17 16:14 FISCO
*16:14JST エクストリーム Research Memo(1):ソリューション事業好調、16年3月期は売上高、営業益とも過去最高更新へ エクストリーム<6033>は、「まじめに面白いを創る会社。未来の楽しいを造る会社。」を企業コンセプトとして掲げ、ゲーム・デジタルコンテンツなどの企画・開発業務を行うクリエイター、エンジニアを抱えるクリエイティブプロダクションカンパニー。ゲーム開発企業を中心とする顧客企業への自社の技術者派遣を行うほか、ゲーム開発・運営、版権事業も手掛けている。2005年5月に設立。2014年12月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場した。 11月12日に発表された2016年3月期第2四半期累計(4月−9月)の業績は、売上高が前年同期比46.4%増の1,123百万円、営業利益は同70.7%減の22百万円と、大幅増収ながら大幅減益となった。これは、家庭用ゲーム参入によるコスト増を吸収できなかったことに加えて、上場関連費用、研修費用、システム関連費用などがマイナス要因として働いたことによる。 2016年3月期業績予想は、ソリューション事業がおおむね順調に推移していること、コンテンツプロパティ事業の家庭用ゲームソフトの販売計画未達を海外版のライセンス契約締結やローカライズ版の開発受注などで下期にカバーする見通しであることを手掛かりに期初計画(売上高2,200百万円、営業利益200百万円)を据え置いた。弊社では、1)主力のソリューション事業ではエンターテインメント系の受注がスマートフォン関連を中心に好調であることに加えて、Webサービス系の新規開拓も順調となっている、2)単価が想定以上の水準で推移している、3)コンテンツプロパティ事業で「桃色大戦ぱいろん」の統合効果が期待できるほか、海外版のライセンス契約締結やローカライズ版の開発受注が下期も上ブレ要因として働く、—などから、会社計画は保守的で上振れる可能性が高いとみている。 同社では、ソリューション事業とコンテンツプロパティ事業の事業間シナジーの最大化を図ることにより売上・利益成長を目指す中期成長戦略を掲げている。具体的な時期についての明言はないが、売上高100億円、東証1部への市場変更を中期目標としている。弊社では、主力顧客であるエンターテインメント系企業からの需要が旺盛な状況が当面続くと考えられることから、収益源となる人材の育成・確保が中期目標の達成可否を占うカギとなるため、自社の教育制度「プロジェクトNSCA(ナスカ)」の進捗状況や中途採用の実績に注目している。 ■Check Point ・2016年3月期2Q業績は家庭用ゲーム参入によるコスト負担により減益 ・2016年3月期はソリューション事業好調により売上高、営業利益ともに過去最高を更新へ ・中期的に売上高100億円、東証1部への市場変更を目標 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正) 《HN》
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ゲーム・スマホアプリ関連会社等へデジタル人材の派遣等を行うデジタル人材事業が主力。受託開発事業、コンテンツプロパティ事業も展開。配当性向は20%目安。デジタル人材事業のクライアント数は順調に増加。 記:2024/08/05