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イデアインター Research Memo(6):第1四半期は売上高は計画を上回り、利益面では当初想定どおりで推移

2015/12/10 16:17 FISCO
*16:17JST イデアインター Research Memo(6):第1四半期は売上高は計画を上回り、利益面では当初想定どおりで推移 ■業績の動向 (1) 2016年6月期第1四半期決算 イデアインターナショナル<3140>の2016年6月期第1四半期決算は、売上高1,445百万円(前年同期比5.8%増)、営業損失3百万円(前年同期は48百万円の利益)、経常損失9百万円(同21百万円の利益)、当期損失12百万円(同21百万円の利益)で着地した。売上高は卸売、小売両部門ともに会社計画を上回ったほか、各利益段階で赤字となったことも当初計画どおりで、まずは順調なスタートとなったもようだ。 売上高ではトラベル用品、キッチン雑貨及びオーガニック化粧品の中核商品がいずれも増収となり、好調を持続した。トラベル用品は既存店が約5%増となったほか、名古屋圏において1店舗新規出店した。この新店は開店が9月半ばであったため、今第1四半期決算へはほとんど貢献していない。キッチン雑貨は昨年来売上げが好調なホットプレートが夏場も売上げを伸ばした。季節的に落ち込むことが予想されたが、ギフト需要などが下支えしたもようだ。EC売上高も前年同期比130%と順調に伸びている。けん引役は主力のTerracuoreで同社が意図したとおりの展開となっているようだ。 利益面では赤字となったがこれは当初の想定どおりで、赤字額は想定を下回った。赤字予算の理由は明快で、広告宣伝費を投下で販管費が膨らむことを織り込んでいたためだ。今第1四半期の販管費は618百万円で、前年同期から53百万円増加したが、このうちかなりの部分は広告宣伝費ではないかと弊社では推測している。同社は今期の為替レートの想定を130円/ドルとして予算を立てている。今第1四半期は120円前後で推移していたため、予算に対しては円高メリットが出たもようだ。赤字額が想定を下回った理由には、売上高の上振れに加えてこうした為替レートも一部貢献したものと弊社ではみている。 セグメント別では、卸売事業売上高が前年同期比5.0%、小売事業が同6.4%増となった。卸売事業では、ホットプレートなどのキッチン家電・雑貨が前期から引き続き好調で、売上げを押し上げた。小売事業ではトラベル商品の好調がけん引して増収となった。セグメント利益は卸売事業が大幅減益、小売事業が大幅増益と明暗が分かれた。卸売事業は前期の円安デメリットの影響が残ったことが減益の要因と考えられる。小売事業では円安デメリットはあったものの、自社店舗とECの増収効果が利益を押し上げたとみられる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《RT》
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インテリア商品ブランド「ブルーノ」、トラベル商品ブランド「ミレスト」等を手掛ける。RIZAPグループ傘下。24.6期2Q累計はミレストが大幅増収。観光地店舗を中心に各種トラベル関連商品の売上が増加。 記:2024/04/09