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注目銘柄ダイジェスト(前場):SOSEI、PD、キョーリンなど

2015/12/10 11:49 FISCO
*11:49JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):SOSEI、PD、キョーリンなど 共栄タンカー<9130>:219円(前日比+5円) 続伸。大型原油タンカーのスポット運賃が急上昇していると報じられている。OPECが減産を見送ったことで、荷動きが今後も堅調に推移するとの見方が広がったようだ。原油市況の下落で燃料コストの低下基調が期待されている中、一部の海運株にはマージンの改善などが広がるといった期待感も高まっているもよう。 日本写真印刷<7915>:2705円(前日比+78円) 買い優勢。大和証券では投資判断を新規に「2」、目標株価を3170円としており、評価の高まりにつながっている。デバイス事業はフォースセンサが新たな事業機会を広げるとみているほか、産業資材事業は自動車業界向けが収益の牽引役になっていくと考えているようだ。同業他社と比較して、明確な成長シナリオを持っていることを考慮すれば、PER水準は割高でないとも指摘。 三越伊勢丹<3099>:1696円(前日比-60円) 軟調。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしている。目標株価も2500円から2000円に引き下げへ。足元では海外や郊外支店の不振が厳しく、業績予想を下方修正しているもよう。これまでの業績上振れ期待から下振れ懸念に転換したとしている。今期営業利益は390億円予想から370億円に下方修正のようだ。 横浜ゴム<5101>:1991円(前日比-153円) 下げ目立つ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も2800円から2300円に引き下げている。従来はタイヤ販売数量がセクター内で強い伸び率になると予想していたが、新興国市場の低調を主因に第3四半期の販売モメンタムは大幅に減速。下方修正された会社側の業績計画も足元の状況を考慮するとハードルが高いと考えているもよう。 キョーリン薬<4569>:2450円(前日比+220円) 上昇率トップ。米ブリストル・マイヤーズスクイブと創薬プログラムのライセンス契約を結んだと発表している。ライセンス契約を結んだのは、杏林製薬が創製した「FPR2作動薬プログラム」、同プログラムの全世界での開発権と製造権、販売権。同社は一時金約42億円を計上するほか、開発の進展に応じて最大454億円を受け取ることになるようだ。今後の業績インパクトなどを期待する動きが優勢に。 PD<4587>:3165円(前日比+291円) 3日ぶり大幅反発。12月16日付でマザーズから東証1部へ市場変更すると発表しており、パッシブファンドの資金流入などによる流動性向上に期待した買いが向かっている。また、マザーズでは12月1日に市場変更を発表していたインタワクス<6032>が東証1部への指定を受けている。 SOSEI<4565>:9460円(前日比+1500円) ストップ高。みずほ証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を従来の8360円から16450円に引き上げている。また、前日には同社NVA237(グリコピロニウム臭化物)の導出先であるノバルティス社がNVA237を含有する新規3剤配合型吸入喘息治療薬QVM149の第III相臨床試験を開始したと発表しており、買いを集めている。なお、東証は同社株について、本日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施している。 カイオム<4583>:570円(前日比+78円) 3日ぶり大幅反発。同社で開発を進めているTrop-2抗体に関する特許について、日本における特許付与の決定通知を受領したと発表している。現在、欧州を含む各国において特許出願中で、これまで米国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアで特許が成立している。この抗体は、疾患モデル動物を用いた試験により顕著な抗がん活性を示すことが確認されており、国内外の製薬企業等に対して導出活動を行っているという。 《KS》
関連銘柄 9件
2,151
11/27 15:30
-29(-1.33%)
時価総額 839,578百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
4565 東証プライム
1,136
11/27 15:30
+26(2.34%)
時価総額 102,130百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4569 東証プライム
1,474
11/27 15:30
-16(-1.07%)
時価総額 95,232百万円
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219
11/27 15:30
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時価総額 11,528百万円
独自の抗体作製技術を用いた医薬品を開発中の創薬ベンチャー。抗体創薬技術の供与も。武田薬品と業務委託基本契約を締結。創薬支援事業は売上増。既存顧客との安定取引の継続。がん治療向け抗体の導出で契約一時金獲得へ。 記:2024/06/10
4587 東証プライム
2,945.5
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+107.5(3.79%)
時価総額 382,944百万円
東京大学発の創薬ベンチャー。創薬開発事業、放射性医薬品の研究開発、製造・販売等を行う放射性医薬品事業を展開。ペプチド創薬開発プラットフォームなどが強み。Novartis社とペプチド創薬における提携を拡大。 記:2024/08/26
5101 東証プライム
3,040
11/27 15:30
-54(-1.75%)
時価総額 515,429百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。鉱山用車両・建設用車両タイヤを強化。26.12期事業利益1500億円目標。 記:2024/10/25
6032 東証スタンダード
347
7/27 15:00
-11(-3.07%)
時価総額 3,401百万円
製造業向け求人サイト「工場WORKS」を運営。人材紹介や採用支援も手掛ける。無借金経営。23.3期通期は2桁増収。コンフィデンスと経営統合予定。株主総会で承認なら同社株は23年7月28日付けで上場廃止へ。 記:2023/06/10
7915 東証プライム
1,635
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+7(0.43%)
時価総額 83,150百万円
IMD、転写箔、蒸着紙等を手掛ける産業資材が柱。フィルムタッチセンサー、低侵襲医療用手術機器等も。1929年創業。京都府京都市に本社。旧社名は日本写真印刷。産業資材事業では生産性、効率性の改善進む。 記:2024/10/12
9130 東証スタンダード
1,080
11/27 15:30
-56(-4.93%)
時価総額 8,262百万円
原油輸送主体の海運会社。1937年創業。日本郵船の持分法適用会社。大型原油タンカーの長期貸船契約を主体とする安定経営が強み。船隊構成の整備・拡充図る。ばら積み船、石油製品船は効率配船と有利運航に努める。 記:2024/08/02