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BEENOS Research Memo(12):自己資本の充実で財務基盤は強固、収益性指標も大きく改善
2015/11/4 17:55
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*17:55JST BEENOS Research Memo(12):自己資本の充実で財務基盤は強固、収益性指標も大きく改善 ■財務状況と株主還元策について (1)財務状況と経営指標 BEENOS<
3328
>の2015年9月末の総資産は前期末比2,312百万円増加の10,019百万円となった。前期末比での増加要因を見ると、流動資産では現預金が842百万円、営業投資有価証券が100百万円それぞれ増加したほか、Eコマース事業の規模拡大によって売上債権が480百万円、商品が267百万円増加した。また、固定資産では「BEENEXTファンド」への出資などにより、投資有価証券が242百万円増加している。 一方、負債は前期末比1,191百万円増加の4,339百万円となった。Eコマース事業拡大に伴い未払金が555百万円、預り金が384百万円増加した。また、純資産は前期末比1,121百万円増加の5,679百万円となった。当期純利益の計上に伴い利益剰余金が897百万円増加したほか、少数株主持分で100百万円、為替換算調整勘定で98百万円それぞれ増加した。 経営指標をみると、自己資本比率は54.5%と前期比で3.0ポイント低下したものの、Eコマース事業拡大に伴う負債の増加率が大きくなったのが要因であり、自己資本としては前期比2割増と大きく伸長するなど、財務基盤は強固なものになってきたと言える。また、収益性指標においても業績の拡大に伴いROA、ROE、営業利益率と揃ってプラスに転じるなど、大きく改善している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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