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リリカラ<9827>スペースソリューション事業において請負工事が好調

2015/10/30 13:35 FISCO
*13:35JST リリカラ<9827>スペースソリューション事業において請負工事が好調 ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』10月15日放送において、リリカラ<9827>を取り上げている。主な内容は以下の通り。 ■会社の概要 個人住宅からオフィス、ホテル、商業施設、公共施設などの空間づくりをインテリアから行うファブレスメーカー。主力商品の壁紙・カーテンにおいては、自社で企画開発した商品を「リリカラ」ブランドで販売しています。豊田通商<8015>が大株主です。 ■事業の概要について 壁紙、オーダーカーテン、床材などトータルインテリア商品の企画・開発・販売、関連インテリア商品の販売を行うインテリア事業と、施設などの空間、オフィス空間の設計・施工・プロジェクト管理、家具・間仕切り・事務用品等の提案販売を行うスペースソリューション事業を展開しています。 インテリア事業は工場を持たないファブレス型で展開し、主力商品の壁紙・カーテンにおいては、独自開発の商品である「リリカラ」をメーカーに製造委託し、代理店あるいは一部の内装工事業者等に販売しています。企業への納入事例として、富士通マーケティングやハウステンボスに実績があります。また、東京、大阪、福岡でショールームも開いています。 スペースソリューション事業では、オフィスをはじめ、学校・医療施設・商業施設など様々な分野において、レイアウト設計・インテリア設計・特注家具設計などを行うほか、リノベーション・コンバージョン、プロジェクトマネジメント、コンストラクションを行っています。納入事例として、グラクソ・スミスクライン、文藝春秋、NHN Japanなどに実績があり、都内の大企業・中堅企業を中心に約2,000社超が顧客となっています。今後は、企業・学校などの設備や建物をリノベーション・コンバージョンすることにより、有効利用を提案する事業を強化していく方針です。 ■足元の業績と通期の見通し 7月31日に発表した2015年12月期の上期決算は、売上高が前年同期比6.6%増の190.82億円、営業利益が4.96億円(前年同期は0.66億円の損失)、経常利益が4.50億円(同1.21億円の損失)、四半期純利益が2.70億円(同1.49億円の損失)となりました。スペースソリューション事業において請負工事が好調で、同事業の売上高は前年同期比で73.9%増、セグメント利益は0.08億円の損失から3.83億円の黒字となり、全体の営業利益は計画比で609%増と、大幅な上振れと黒字転換での着地となりました。 通期業績は、新設住宅着工戸数の回復に力強さが窺えないことから据え置きとしており、売上高が前期比3.0%増の359.00億円、営業利益が同56.9%増の2.90億円、経常利益が同104.0%増の1.70億円、当期純利益が同88.5%増の1.00億円を見込んでいます。上期時点で各利益がすでに通期予想を上回っているなか予想を据え置いたこともあり、月末の第3四半期決算発表が注目されます。 ■株価動向について 上方修正を受けて8月初めに急伸しましたが、相場全体の急落もあり下旬には急伸前の水準までの調整となりました。しかしその後はじりじりと下値を切り上げており、今月末の第3四半期決算発表に向けて期待が高まっている状況と見られます。また、一目均衡表では雲上限付近での推移が続いており、上抜けとなるか抵抗線となるか見極めたいところです。 ラジオNIKKEI マーケットプレス 『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送 《TM》
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トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
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独自開発の内装材商品を工務店などに販売。オフィス家具や事務用品の仕入販売も。24.12期は円安に伴う仕入価格上昇が響く見込み。DOE5%以上目標に増配予定。新中計では26.12期に営業益20億円を目指す。 記:2024/04/11