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ティー・ワイ・オー Research Memo(9):今期も引き続き増収増益を見込む

2015/10/28 16:15 FISCO
*16:15JST ティー・ワイ・オー Research Memo(9):今期も引き続き増収増益を見込む ■決算概要 (3) 2016年7月期の業績予想 ティー・ワイ・オー<4358>は、2016年7月期の業績予想について、中期経営計画のとおり、売上高を前期比12.7%増の32,000百万円、営業利益を同14.1%増の2,150百万円、経常利益を同10.7%増の2,000百万円、当期純利益を同7.2%増の1,200百万円と引き続き増収増益を見込んでいる。 事業別の売上高予想の開示はないが、好調な受注環境が続く中で、広告事業が同社の業績の伸びをけん引する前提となっているようだ。特に、K&Lやインドネシア合弁会社の連結化による上乗せが期待できる広告主直接取引が大きく伸びる想定とみられる。 利益面でも、増収による増益を見込んでいる。ただ、大幅な増収にも関わらず営業利益率が前期とほぼ横ばいと想定しているのは、K&Lやインドネシア合弁会社による利益貢献を固めにみていることや、先行投資的な費用を保守的に反映させたことが理由と考えられる。 弊社では、K&Lとインドネシア合弁会社の連結化による上乗せが2社合計で20億円前後とみていることや、2015年7月期末の受注残高が6,452百万円(前期末比15.2%増)と順調に積み上げていることから判断して、同社の売上高予想は固めの水準とみている。また、利益予想についても、保守的な前提となっていることから上振れの可能性に注意する必要がある。加えて、中期経営計画の実現に向けて、来期(2017年7月期)以降の成長に結び付く取り組み(特に戦略的M&A等)など、成長戦略の進捗にも注目していきたい。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《HN》
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広告の企画・制作を手掛けるクリエイティブエージェンシー。TVCMを中心にデジタル分野やスマホアプリも。16.7期はインドネシア不振が響く。17.7期は需要堅調を見込む。17年1月にアオイプロと経営統合。 記:2016/12/05