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ケアネット Research Memo(3):医薬営業支援サービスで売上高、利益の約8割を占める

2015/10/14 16:10 FISCO
*16:10JST ケアネット Research Memo(3):医薬営業支援サービスで売上高、利益の約8割を占める ■会社概要 (2)事業内容 ケアネット<2150>の事業セグメントは製薬企業向けの医薬営業支援サービスと、医師向けの医療コンテンツサービスの2つの事業で構成されている。このうち売上高、利益ともに約8割が医薬営業支援サービスで占められている。 同社のビジネスモデルにおける医薬営業支援サービスとは、製薬企業の営業・プロモーション活動を効率的に行うことができるよう支援するサービスとなる。製薬企業は通常、MRと呼ばれる医薬情報担当者が実際に医師に面会し、様々な医薬情報を提供したうえで販売している。これが、同社の「MRPlus」を使うことによって、事前にインターネットを使って医薬情報を動画と音声で医師に配信し、視聴した医師との情報交換を行うことが可能となるため、MRにとっては営業活動の生産性向上に大きく寄与するサービスとなっている。配信する医師は同社の「CareNet.com」の無料会員であるため、同会員数を拡大することが同サービスの価値を高めることにつながっている。国内の医師数が30万人強、同社の会員数が12.6万人(2015年6月末時点)となっていることから、約4割のカバー率となっている。 なお、「MRPlus」のサービスは、対象となる医薬品が抱える課題によって、支援の方法が異なるため金額や契約形態には様々な形がある。また、製薬企業のプロモーション活動費用は年後半に偏重する傾向にあることから、同サービスの売上高も四半期でみれば10月−12月期が最も高くなる。 一方、医療コンテンツサービスでは医師・医療従事者に対して、教育コンテンツを有償で提供する動画配信サービス「CareNeTV」(月額5千円)やDVDの販売を行っている。 なお、連結子会社として医療情報提供サービスを行うAskle Information Consulting Co.,Ltd(中国)やMDQA(株)(東京)等3社があるが、いずれの事業もまだ規模が小さく、業績へ与えるインパクトは軽微となっている。また、2015年12月期より持分法適用関連会社として、マクロミルケアネットが対象となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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医師向け医療情報専門サイトを通じて製薬会社の営業を支援。医師向け教育番組の制作・配信も。24.12期は過去最高売上を計画も専門性の高い医薬品に対応した新規事業の開発投資や人材投資を見込む。配当は維持予定。 記:2024/04/12