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ブイキューブ Research Memo(5):主力のクラウドが順調に拡大し増収増益
2015/9/18 16:03
FISCO
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*16:04JST ブイキューブ Research Memo(5):主力のクラウドが順調に拡大し増収増益 ■決算動向 (1) 2015年12月期第2四半期の実績 ●損益状況 ブイキューブ<
3681
>の2015年12月期第2四半期の連結業績は売上高2,699百万円(前年同期比55.8%増)、営業利益194百万円(同81.0%増)、経常利益200百万円(同139.2%増)、四半期純利益68百万円(同114.5%増)となった。 販売形態別では、主力のクラウドは昨年度からの販売活動投資の効果もあり1,909百万円(前年同期比39.5%増)と順調に拡大した。同サービスは限界利益率が高いことから、増収がそのまま増益に大きく寄与した。また、「クラウド」型サービスの重要指標である契約ポート数(利用単位)及び平均利用時間は順調に拡大しており、将来の増収につながる顧客基盤は拡大しつつあると言えそうだ。 オンプレミスも絶対金額は少ないが、顧客のセキュリティポリシーの点から根強い需要があり267百万円(同35.3%増)となった。アプライアンス(主にPVC社の電子黒板システム関連売上高)は、PVC社がフルに連結決算に寄与したことから383百万円(同638.3%増)と大幅増収となった。 地域別売上高では日本が2,182百万円(同41.3%増)、中国が450百万円(同211.4%増)、その他海外が66百万円(同51.9%増)となった。日本はクラウドの伸びに加えPVC社の寄与もあり大幅増収となった。海外では、2013年に子会社化した中国が順調に立ち上がり連結売上高に大きく寄与した。その他海外ではタイの政情混乱の影響が尾を引いたことなどにより、売上高の伸びは小幅にとどまった。この結果、海外売上比率は前年同期の11%から19%へ上昇した。 売上総利益率は、比較的利益率の低いアプライアンスの売上が大きく増加したことから61.8%(前年同期は64.1%)へ低下したが、売上高の増加に伴い売上総利益は1,667百万円(前年同期比50.1%増)と大幅増となった。一方で販管費も積極的な販売活動投資などにより1,473百万円(同46.8%増)と大幅に増加したが、売上総利益の増加によってこれを吸収し営業利益は194百万円(同81.0%増)と大幅増益を達成した。さらに経常利益は営業外収益で為替差益が8百万円(前年同期は19百万円の差損)発生したことなどから200百万円(同139.2%増)となった。四半期純利益は税負担等により68百万円(同114.5%増)となった。 ●財政状況 2015年12月期第2四半期末の財政状況は以下のようであった。流動資産は3,105百万円(前期末2,987百万円)へ増加したが、主に前渡金の増加222百万円による。固定資産は3,693百万円(同3,270百万円)へ増加したが、主に積極的な投資に伴うソフトウェア(ソフトウェア仮勘定を含む)の増加250百万円やのれんの増加79百万円によるもの。この結果、総資産は6,798百万円(前期末比541百万円増)となった。 流動負債は1,674百万円(前期末1,350百万円)へ増加したが、主に短期借入金の増加119百万円、前受金の増加104百万円によるもの。また純資産は4,481百万円(同4,400百万円)へ増加したが、主に資本金の増加55百万円、資本剰余金の増加55百万円、四半期純利益の計上による利益剰余金の増加68百万円、少数株主持分の減少123百万円によるものである。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《RT》
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時価総額 6,006百万円
汎用Web会議システムの販売等を行うエンタープライズDX事業、セミナー配信プロダクトの提供等を行うイベントDX事業が柱。防音個室ブース「テレキューブ」等も。イベントDX事業は生成AI活用等で製品力を強化。 記:2024/10/05
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