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平和---遊技機事業は継続的なヒット機種の創出、ゴルフ事業はM&Aの強化

2015/8/21 7:53 FISCO
*07:57JST 平和---遊技機事業は継続的なヒット機種の創出、ゴルフ事業はM&Aの強化 平和<6412>はパチンコ・パチスロ機の老舗メーカー。グループにパチンコ機・パチスロ機の開発・製造を手掛けるオリンピアとアムテックス。ゴルフ場の保有・運営を事業とするPGMホールディングス(8月に完全子会社化)。 2016年3月期第1四半期(15年4-6月)の業績は、売上高が前年同期比25.6%減の475.38億円、営業利益が同40.6%減の114.53億円、経常利益が同41.0%減の112.68億円、四半期純利益が同47.2%減の60.03億円だった。遊技機事業は、好調であった前第1四半期に比べ、パチンコ機の販売台数減少により、前年同期比で減収・減益。一方で、ゴルフ事業は、前年同期比で増収・増益。 足元の状況は、遊技機事業でパチンコ機「ルパン三世」シリーズの新作を15年7月に発売、販売台数は11万台を超えている模様。15年9月には「JAWS」を発売予定。また、パチスロ機も「ルパン三世」シリーズの新作を15年10月に発売予定。ゴルフ事業は、ゴルフプレー需要が安定して推移。 16年3月期通期については、売上高が前期比8.3%増の2151.00億円、営業利益が同11.4%減の380.00億円、経常利益が同12.5%減の368.00億円、純利益が同14.6%減の224.00億円を見込んでいる。 遊技機事業においては、「継続的なヒット機種の創出」、「更なる収益性の追求」及び「グループ組織力の強化」に取り組み、「差別化・新規性」を意識したものづくりを推進。パチンコ機26万台、パチスロ機10万台の販売を見込んでいる。ゴルフ事業は、「M&Aの強化」、「会員権募集の積極的推進」、「商品価値の向上と価格戦略の徹底」を重点方針として、更なる成長を目指す。 8月にゴルフ事業のPGMホールディングスを完全子会社化。ゴルフ業界の再編が進む中、ゴルフ場の新規M&Aで規模拡大によるスケールメリット等を活かし収益力の強化を図る。 また、平和は株主優待制度を導入。グループゴルフ場のプレー割引券(最大3,500円割引)を保有株式数に応じて贈呈。 《SF》
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パチンコ・パチスロ機大手。子会社にパチスロ大手のオリンピアやゴルフ場運営のパシフィックゴルフマネージメント。遊技機事業は知的財産(IP)を活用した新機種を投入、スマート化も進め復調傾向。ゴルフ場は堅調維持。 記:2024/06/30