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ヒマラヤ Research Memo(1):新規出店効果によって売上高は拡大基調が続く見通し

2015/8/17 16:56 FISCO
*16:57JST ヒマラヤ Research Memo(1):新規出店効果によって売上高は拡大基調が続く見通し ヒマラヤ<7514>は、一般スポーツ、ゴルフ用品の小売チェーンで業界3位。関東以西の中小規模商圏をターゲットに出店を拡大中。グループ店舗数は2015年5月末の152店舗から2017年8月末には187店舗まで拡大する。 2015年8月期第3四半期累計(2014年9月−2015年5月)の連結業績は、売上高が前年同期比5.3%増の54,813百万円、経常利益が同19.0%増の1,635百万円となった。新規出店効果に加えて、ランニングシューズやテニス用品、アウトドア用品などが好調に推移し売上高は過去最高を更新したほか、経常利益も適時適量仕入やプロパー販売力の向上による売上総利益率の改善によって2ケタ増益となった。とりわけ、第3四半期(2015年3月−5月)だけで見ると、前年同期比48.5%増の1,127百万円と大幅増益となり、また前四半期比でも53.1%増となるなど収益力が一段と高まっていることは注目されよう。 2015年8月期の連結業績は、売上高が前期比6.7%増の73,700百万円、経常利益は同10.9%増の2,455百万円と期初計画を据え置いている。通期計画に対する進捗率は直近3年間の平均よりも若干弱いものの、当期は3月まで消費増税の影響があったこと、第3四半期では収益性が大きく改善してきていることなどを考慮すれば、夏場の天候次第では利益ベースで計画を上振れする可能性も十分あると弊社ではみている。 中期的には、関東以西でのドミナント戦略による効率的かつ積極的な出店と地域特性に合わせた商品戦略、接客力の向上、適時適量仕入によるきめ細かい在庫管理などを徹底していくことで、売上規模の拡大を図ると同時に収益性を向上していく方針だ。中期計画の最終年度となる2017年8月期には、連結売上高86,000百万円、経常利益3,400百万円を目標に掲げているが、東北、北海道エリアなど未開拓エリアも残っており、中長期的な成長余地は大きいと言えよう。 ■Check Point ・適時適量仕入やプロパー販売力の向上で売上高総利益率は改善 ・アウトドア用品を中心に既存店売上が堅調に推移し増収増益 ・16/8期の経常利益は過去最高を更新し、更なる成長を目指す (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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大型総合スポーツ用品店「ヒマラヤ」を全国展開。岐阜市に本社。オリジナル商品の企画・開発、ECサイト運営等も。24年2月末時点のグループ店舗数は98店舗。中期経営計画では26.8期売上高690億円目標。 記:2024/06/09