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*16:29JST アドバンスクリエイト---第3四半期は増収増益、経常・純利益は過去最高を更新 アドバンスクリエイト<8798>は12日、2015年9月期第3四半期（14年10月-15年6月）決算を発表。売上高が前年同期比0.3%増の55.91億円、営業利益が同25.8%増の9.33億円、経常利益が同28.7%増の9.34億円、四半期純利益が同19.7%増の5.09億円となった。第3四半期は5月の連休を挟むことなどから業績が伸びにくい期であるものの、経常・純利益は過去最高を更新した。 セグメント別の業績を見ると、保険代理店事業の営業収益は、前年同期比1.1%減の51.14億円、営業利益は同31.9%増の8.33億円。広告代理店事業の売上高は同9.7%減の2.72億円、営業利益は同9.1%減の0.59億円。再保険事業の売上高は同23.8%増の4.08億円、営業利益は同10.1%減の0.39億円だった。保険代理店事業は、一部の保険契約成立状況が7月以降にずれ込んだことが影響したものの、ターゲットを明確にしたWebマーケティングが奏功し投資効率が大きく改善、収益性が向上した。 通期の見通しについては、売上高が前期比2.5%増の76.50億円、営業利益が同16.6%増の13.20億円、経常利益が同17.4%増の13.00億円、純利益が同13.6%増の7.45億円とする計画を据え置いている。通期計画に対する第3四半期経常利益の進捗率は72%だが、例年が65%前後であることからすると、今期の進捗は過去を上回っているものとみられる。 アドバンスクリエイト<8798>は、情報メディアサイト「保険市場」を運営する独立系保険代理店の大手。「保険市場」を通して問い合わせのあった見込み顧客を、通信販売や直営のコンサルティングプラザ、提携先である「協業」店舗に誘導し、保険契約を獲得している。収益の源泉は、新規申込のANP（新契約年換算保険料）ベースでの収入の他、既存の保有契約ストックから得られる保険代理店手数料収入や広告代理店事業収入、再保険事業収入などで構成されている。 《SY》