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リテールパートナーズ---地域に根ざしたスーパーマーケットを展開

2015/8/13 15:02 FISCO
*15:05JST リテールパートナーズ---地域に根ざしたスーパーマーケットを展開 ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』7月30日放送において、リテールパートナーズ<8167>を取り上げている。主な内容は以下の通り。 ■会社概要 中四国・九州地方でスーパーマーケット事業を展開する持株会社で、2015年7月に、丸久とマルミヤストアの経営統合によって設立されました。経営統合によって両社の情報・ノウハウを共有し売上規模の拡大と競争力を図っています。今期は「中四国・九州地方の食品スーパーマーケット一番企業を目指すスタートの年」と位置づけ、来店頻度を高めるための諸施策を実施しています。 ■事業概要について 経営統合を行った丸久、マルミヤストアともに食品スーパーマーケット事業を展開しています。丸久は山口県を地盤に、広島県、福岡県、島根県で展開しており、傘下に食品スーパーマーケットの中央フード、弁当・惣菜を製造販売する四季影、保険代理業の丸久保険サービスなどがあります。マルミヤストアは大分県、宮崎県、熊本県、福岡県など九州が地盤で、傘下にディスカウントストアのアタックスマート、小売のマルミヤ水産などがあります。経営統合の背景にありますように、両社とも地域に根ざしたスーパーマーケットを展開しており、グループ総店舗数は154店舗となっています。 ■足元・通期の業績は 丸久のみの業績となりますが、2016年2月期第1四半期の決算は売上高が前年同期比12.7%増の23,643百万円、営業利益が同14.3%増の932百万円と増収増益となりました。ロスの削減や発注精度向上による利益率改善、店舗運営における生産性の向上などが奏功したとみられます。上期計画に対する進捗は売上高が51.2%、営業利益が54.8%と順調な進捗になっています。 通期業績もマルミヤストアを含めた開示がされていないため丸久のみの見通しとなりますが、売上高が4.8%増、営業利益が6.1%と増収増益見込みです。独自の電子マネー「マルカ」導入など利便性向上の施策を継続するとともに、新規出店や既存店舗の建替え・改装などの活性化や、新しい小型店フォーマットの開発と、無店舗事業の宅配事業(らくらく便)、ネットスーパー事業(09ショップ)の拡大を合わせて、市場の開拓を推進していきます。なお、(株)イズミとの資本業務提携解消による投資有価証券の売却で、第2四半期決算時に特別利益が計上されます。 ■直近のトピックスは 7月28日から8月8日まで、山口県のきらら浜において開催されている、ボーイスカウトの世界大会「第23回世界スカウトジャンボリー」です。日本での開催は44年ぶりで、世界161の国と地域から約3万人(別途見学者3万人見込み)が集まっています。2日には安倍首相も出席しあいさつを行ったようです。同社においては、丸久が山口県を地盤としているほか、同イベントで仮設店舗を2店舗開設し食料品・日用品の販売を行っています。両店舗で1日1万人近くの来店者がいるようで、恩恵を享受しているものとみられます。 ■株価動向 7月10日の第1四半期決算発表を受けて上昇した後は、横這いの動きを続けています。先週末には、一時25日線水準の1151円まで下げる場面もありましたが、その後値を戻したことから押し目での買い需要があるものとみられます。マルミヤストアを踏まえた通期業績が開示されていないため動きづらい面はありますが、週足・月足のチャートは下値を切り上げており、中長期的に期待したいと思います。 ラジオNIKKEI マーケットプレス 『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送 《TM》
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時価総額 65,444百万円
中国・九州地盤の食品スーパーマーケットチェーン。丸久、マルミヤストア、マルキョウを傘下に収める。ディスカウントストア事業等も。成長投資で既存エリア・サービスの強化図る。27.2期経常利益98億円目標。 記:2024/05/12