マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/30 14:25:57
9,177,214
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ティーガイア Research Memo(3):16/3期1Qは増収増益

2015/8/12 16:05 FISCO
*16:06JST ティーガイア Research Memo(3):16/3期1Qは増収増益 ■業績動向 (1) 2016年3月期第1四半期決算の動向 ティーガイア<3738>の2016年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比7.1%増の135,936百万円、営業利益が同21.0%増の3,062百万円、経常利益が同21.9%増の3,084百万円、親会社株式に帰属する四半期純利益が同38.5%増の1,838百万円と増収増益決算となった。主力のモバイル事業が8.0%増益となったほか、ソリューション事業や決済サービス事業他も含めてすべてのセグメントで増益となり、順調な滑り出しを見せたと言えよう。 ○モバイル事業 主力のモバイル事業の売上高は前年同期比10.2%増の108,941百万円、営業利益は同8.1%増の1,884百万円となった。携帯電話の販売台数は前年同期比1.0%増の98万台となり、スマートフォンやタブレット端末などスマートデバイス比率が上昇した。また、アクセサリー商材など関連商材の売上高が前年同期比で約1.4倍増と好調が続いており、増収のけん引役となった。 タブレット端末に関しては1年以上前からキャリアショップを中心に販売スキル向上に取り組んできた成果が出ており、業界平均を上回る伸びを見せている。特に、直営店舗における端末販売に占めるタブレット端末の比率は、前期の10%台半ばから当第1四半期は20%台まで上昇したとみられる。また、アクセサリー商材に関してもスマートフォン向けのケースや各種フィルムなどを中心に販売が好調なほか、高機能化や高級化等に伴い、ショップにおける客単価の上昇も続いている。 利益面でもタブレット端末や関連商材による増収が増益要因となったほか、携帯ショップにおける業務効率化など構造改革による生産性向上も増益に寄与した。 ○ソリューション事業 ソリューション事業の売上高は前年同期比14.9%増の7,777百万円、営業利益は同23.7%増の868百万円と2桁増収増益となった。固定回線系商材が底堅く推移する一方、法人顧客においてスマートデバイス比率が上昇。更に、「movino star」(法人向け通信回線の管理サービス)の契約数が40.1万件と前年同期末の37.5万件から順調に拡大したほか、携帯電話等に関する多様なニーズに合わせたソリューションパッケージサービスである「T-GAIA Smart SUPPORT」の需要も堅調に推移した。 ○決済サービス事業他 決済サービス事業他の売上高は前年同期比9.8%減の19,216百万円、営業利益は同264.0%増の309百万円となった。決済サービス事業において取扱高全体(券面額)を売上計上するPIN系商材から、受取手数料のみを売上計上するギフトカードに需要がシフトしていることもあり減収となっているが、ギフトカードの取扱高は増加している。 増益要因は決済サービス事業におけるギフトカード商材の販売好調に加えて、海外事業の収益が改善したことが挙げられる。中国での携帯電話等販売事業に関してはチャイナユニコムのショップを上海市内で8店舗展開しており、既存店の強化が功を奏し、黒字の店舗数が増加している。また、シンガポールで展開している決済サービス事業も、引き続き順調に推移している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
関連銘柄 1件
3738 東証プライム
3,635
9/27 15:00
+55(1.54%)
時価総額 203,829百万円
国内最大の携帯販売代理店。光回線サービスの販売等のソリューション事業、スマートライフ・クオカード事業等も。法人顧客数は約1万2000社。取扱商材数は約60。レノボとPCレンタルサービスの提供を開始。 記:2024/05/02