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ティーガイア Research Memo(1):16/3期1Qはすべてのセグメントで増益となり、順調な滑り出し

2015/8/12 16:00 FISCO
*16:01JST ティーガイア Research Memo(1):16/3期1Qはすべてのセグメントで増益となり、順調な滑り出し ティーガイア<3738>は携帯電話販売の一次代理店として、市場シェア約12%を占めるトップ企業。同社の販売拠点は、二次代理店も含めて2015年6月末で2,186店舗となっている。その他、法人向けのソリューション事業や、電子マネーのプリペイド決済サービス事業などを展開している。 先ごろ発表された2016年3月期第1四半期(2015年4月−6月)の連結業績は、売上高が前年同期比7.1%増の135,936百万円、営業利益が同21.0%増の3,062百万円と増収増益決算となった。携帯電話等販売台数がタブレット端末の需要拡大などを背景に前年同期比2.0%増の103万台と堅調に推移したほか、アクセサリーなど関連商材の売上高も約1.4倍増と引き続き伸長した。利益面ではスマートフォンやタブレットなどスマートデバイスの販売比率上昇に加え、携帯販売店舗の生産性向上等の構造改革の継続によりモバイル事業が増益となったほか、ソリューション事業や決済サービス事業などすべてのセグメントで増益となり、順調な滑り出しを見せたと言えよう。 2016年3月期は売上高が前期比2.0%増の655,000百万円、営業利益が同4.8%増の15,000百万円と増収増益を見込む。携帯電話の販売台数が前期比3.5%増となるほか、アクセサリーなど関連商材の販売も好調を維持する見通し。将来的な同社の成長やCS向上に向けた店舗並びに「人財」投資の強化も踏まえて、モバイル事業セグメントは減益計画となっているが、ソリューション事業や決済サービス事業他の増益により全社では増益になる見込みである。 株主還元策としては配当性向で30%以上を目途として利益還元を実施していく方針を示しており、2016年3月期の1株当たり配当金は前期比3.5円増の41.0円(配当性向31.3%)と、2期連続の増配を予定している。 ■Check Point ・携帯電話販売・代理店業務のモバイル事業が主力 ・通期はタブレット端末や各種関連商材の販売増で、増収増益を見込む ・16/3期は2期連続の増配予定 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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国内最大の携帯販売代理店。法人向けスマホ販売や端末・回線管理サービス等の法人事業、地方創生・クオカード事業も手掛ける。光アクセスサービス「TG光」は累計保有回線数が堅調。既存事業の強化等に取り組む。 記:2024/10/21