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宇徳 Research Memo(9):新成長戦略のメインテーマは「ハマの宇徳から世界のUTOC」

2015/7/22 16:16 FISCO
*16:16JST 宇徳 Research Memo(9):新成長戦略のメインテーマは「ハマの宇徳から世界のUTOC」 ■事業戦略 ○宇徳ビジョン2020 宇徳<9358>は、2010年度(2011年3月期)から2019年度(2020年3月期)までの10年間を新たな成長機会に挑戦する期間と位置付けた。質量ともに飛躍的に発展・拡大すべく、新成長戦略「宇徳ビジョン2020」のメインテーマを「ハマの宇徳から世界のUTOC」とした。従来からの事業展開の延長線上や現在の事業領域の深耕だけでなく、新たな事業領域へ挑戦する。数値目標としては、2020年3月期に連結売上高1,000億円、経常利益50億円超を掲げている。2016年3月期の営業収入が500億円の予想であるため、ビジョン2020に掲げた目標を達成するためには、既存の事業のオーガニックな成長では達成が困難であり、国内のみならず海外も視野に入れてM&Aなどを検討している。 a)港湾事業 2011年4月の国際コンテナターミナル株式会社との合併が、新成長戦略実行の第1弾となった。コンテナターミナル事業は、飛躍的に拡大した。更なる取組みにより、総合港運事業会社として一層の業容の拡大を図る。また、海外では、顧客船社が展開する海運周辺事業、特に新興国であるタイ、ベトナム、インド等でのコンテナデポ、自動車ターミナル、倉庫等に積極的に参加するため全社的に取り組む。 b)プラント・物流事業 プラント事業は、国内では電力関係を中心に重量物輸送と建設主体に事業を行ってきた。今後は、石油化学・製鉄関係等の多様な分野の顧客の獲得を目指し、重量物輸送と建設のみならずメンテナンス・定期修繕等のサービスを拡充する。海外では、EPC(Engineering Procurement and Construction)の一括請負への展開を図りつつ、事業を拡大しているシンガポールを拠点に東南アジアで重点的に事業を拡大する。 物流事業は、物流システムの高度化を図り、サービス品質の向上と業務の効率化により競争力を強化する。パートナーを含めた海外拠点を再整備し、新興国を中心に新規市場での事業の拡大を図る。また、サードパーティーロジスティクス等、未開拓の事業分野へ進出する。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健) 《HN》
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京浜港を中心に荷役を行う港運会社。重量物陸送やプラント建設なども。商船三井傘下。22.3期上期は港運や陸送の取扱量が回復。工事損失引当金も減り、計画を上回る増収増益に。通期でも利益反発の見込み。増配予定。 記:2021/11/18