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城南進学研究社 Research Memo(7):ゼロ歳児からの乳幼児を受け入れる育脳教室

2015/7/17 16:11 FISCO
*16:11JST 城南進学研究社 Research Memo(7):ゼロ歳児からの乳幼児を受け入れる育脳教室 ■事業部門別動向 (5)「くぼたのうけん」部門 城南進学研究社<4720>が特に注力する乳幼児向け教育のうち、ゼロ歳児からの育脳教室が「くぼたのうけん」だ。これは脳科学者・久保田競(くぼたきそう)博士夫人のカヨ子氏が考案・実践するものだ。従来からの目黒、自由が丘、横浜の3教室に、2015年3月期には表参道とお茶の水の2教室が加わり、5校体制となった。2015年3月期の売上高は97百万円(前期比4.3%増)となった。 「くぼたのうけん」は、ゼロ歳児からの乳幼児を受け入れる育脳教室である。そのコンセプトが支持されて、入学希望者は多い。現時点では東京・横浜だけの展開であり、関西圏や中京圏での事業チャンスは大きいと言える。ただし、「くぼたのうけん」というユニークな教育法を実践するためには人材の採用・育成に時間をかける必要があり、結果として高い競争力と参入障壁を持っている。そのため、同社は急速な教室展開は考えておらず、首都圏での評判をしっかり固めた上でFC展開を進めるとしている。しかしながら、これまではそうした法人パートナーは出現しておらず、FC展開は今後の課題と考えられる。 弊社では、人材優先での出店という考え方は、正しいアプローチだと考えている。一方で、「くぼたのうけん」のユニークな指導法を学ぶ場は「くぼたのうけん」しかないと考えられるため、同社が自ら人材育成に乗り出さない限りは、多少の資金力のある法人であっても、結局は人材がボトルネックとなって十分なFC展開ができない事態が懸念される。人材育成についての今後の同社の取り組みが注目される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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東京・神奈川地盤の総合教育ソリューション企業。個別指導教室「城南コベッツ」や映像授業専門教室「河合塾マナビス」、乳幼児教室「くぼたのうけん」等を展開。学研HDと業務資本提携。AI活用の業務合理化進める。 記:2024/09/02