トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
NYダウ
11/26
44,860.31
+123.74
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/27 13:33:52
14,182,180
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
EMシステムズ Research Memo(4)【訂正】:ストック型ビジネスモデル転換により高い価格競争力を維持
2015/7/16 18:24
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*18:24JST EMシステムズ Research Memo(4)【訂正】:ストック型ビジネスモデル転換により高い価格競争力を維持 7/14配信のEMシステムズ<
4820
> Research Memoを下記のとおり修正します。 (誤)MRN(Medeical Recepty Next) (正)MRN(Medical Recepty Next) ■強み、競合と事業リスク (a)強みと競合 EMシステムズ<
4820
>の強みのひとつとして、調剤薬局向けのレセプトコンピューターが普及し始めた初期段階においてハードのコストが高いオフコンではなく、安価なパソコンをベースとしたことで、オフコンのシステム導入に比べ導入コストが低かったことが優位に働き、調剤薬局市場で30%の高いシェアを確保する原動力として働いた。高いシェアを背景にユーザーのあらゆるニーズを掌握でき、製品開発に反映させることが可能。加えて、業界内でいち早く売切り制から初期導入費を抑えた従量課金制を採用したため、同業他社製品に比べ価格競争力がある。さらに、同業他社が販売代理店制を採っているのに対して同社は直販が主体の製販一体体制であることもユーザサポート力の高さを評価される要因として働いている。また、同社の免震性・セキュリティレベルの高いデータセンターにデータを蓄積できる仕組みになっていることも強みとして挙げられる。 調剤システムの競合企業はパナソニックヘルスケア(旧三洋電機)、三菱電機ビジネスシステムなど。2015年3月末時点のユーザー数は15,631件を数え、業界第2位のパナソニックヘルスケアの1万件強を大幅に上回る。5.7万件にのぼる調剤薬局市場シェアは30%を占め業界最大手となっている。 医科システムに関しては、後発であるため市場シェアは現時点で低いものの、その弱点を逆手にとり同業他社製品以上の機能を同社オリジナルのMRN(Medical Recepty Next)は保有する設計になっている。一方、連結子会社化した子会社(株)ユニコン製のユニメディカルは操作性に優れるという特徴があり、これらを併せた品揃えという点で診療所・クリニックのあらゆる医師のニーズに対応できるようになっている点が強みだ。14年3月期の(株)ユニコンのM&Aを機に、同社の市場シェア拡大傾向※が鮮明になってきている。 ※m3.com<エムスリー>(20万人以上の医師が登録する医療従事者専用サイト)が実施する開業医の購入調査のシェアランキング(2015年)では同社のシェアは3%と島津メディカルシステムズ、シィ・エム・エス、ラボテックなどと並び第8位にランクされ、2014年調査の2%(第9位)からアップしている。 競合企業は、電子カルテに関してはパナソニックヘルスケア、ラボテック、ビー・エム・エル、ダイナミクス、富士通<
6702
>、日立メディカルコンピュータ、ユヤマなど。レセコンではパナソニックヘルスケア、日本医師会総合政策研究機構、日立メディカルコンピュータなど。 (b)事業リスク 主要な事業リスクとして、(1)医療保険制度改正とそれに伴うプログラム変更、(2)新製品の開発に伴う想定以上のコスト負担の可能性、などを挙げることができる。 まず、医療保険制度は少子高齢化対応により継続して実施されており、薬価差益の減少、患者個人負担額の増加による来院患者数の減少等、改正の内容や規模により、主要ユーザーである調剤薬局や診療所のシステム投資意欲の減退を招く可能性がある。加えて、大幅な医療制度改正が行われ、ソフトウェアのプログラムに大量の修正の必要性が生じた場合、そのコスト負担が業績にマイナス影響を与える可能性がある。 さらに、同社は他社との競争を勝ち抜くために、インターネットを利用した調剤レセプト支援システムのネットワークシステムをはじめ、クリニック・診療所向けの電子カルテ搭載維持会計システムやオプションシステムの開発に注力している。これらの製品がユーザーの満足度を充足できない場合、機能強化のためのコスト負担が収益のマイナス要因となる可能性があるほか、市場シェア低下の要因となり、業績に多大なインパクトを与える可能性がある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正) 《YF》
関連銘柄 2件
4820 東証プライム
EMシステムズ
705
11/26 15:30
+15(2.17%)
時価総額 52,533百万円
調剤システム事業が主力。クラウド型電子カルテシステムなどの医科システム事業、介護・福祉システム事業、キャッシュレス事業等も手掛ける。医科システム事業では「MAPs for CLINIC」の販売が順調。 記:2024/07/08
6702 東証プライム
富士通
2,744.5
11/26 15:30
-49.5(-1.77%)
時価総額 5,684,156百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
関連記事
7/16 18:22 FISCO
EMシステムズ Research Memo(3)【訂正】:主力の調剤薬局システムはシェアトップ
7/16 18:18 FISCO
EMシステムズ Research Memo(2):2010年以降は事業拡大を狙った提携、M&Aを積極展開
7/16 18:16 FISCO
EMシステムズ Research Memo(1):調剤薬局向けで業界シェアNo.1、医科システム事業が拡大中
7/16 18:13 FISCO
7/14配信のEMシステムズ Research Memoを一部修正します
7/16 18:07 FISCO
フュージョンパートナー---直販SaaS/ASPで高収益体質、株主還元にも積極的