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オークファン Research Memo(1):BtoBマーケットプレイス事業をM&Aにより業客拡大へ

2015/7/15 16:44 FISCO
*16:44JST オークファン Research Memo(1):BtoBマーケットプレイス事業をM&Aにより業客拡大へ オークファン<3674>は、ショッピングサイト及びオークションサイトの比較、検索、分析などができる価格情報比較サイト「aucfan.com(オークファン)」の運営を中心にインターネットメディア事業を展開している。過去蓄積してきた300億件を超える実売価格データを武器に、個人(Reseller)及び個人事業主(Small-B)などの売り手を中心にサービスを提供し、事業拡大を遂げてきた。2015年3月の同社サイトのUV(ユニークビジター)数は月間1,300万人を超え、2015年3月末の一般会員数は512千人、有料会員数は68千人を誇る。 2014年9月期業績は、売上高で1,006百万円(前期比33.9%増)、営業利益で406百万円(同32.6%増)となり、6期連続の増収増益を確保し、過去最高を記録する好調な内容となった。しかし、事業戦略の実行ペースに対して危機感を覚えていた代表取締役社長 武永修一(たけながしゅういち)氏は、戦略的な先行投資及び業績は両立して然るべきと判断した。その結果、価格情報に関する様々なニーズに対応するために、中期経営計画「New パラダイム2017」(2017年度目標:売上高30億円、経常利益8億円)を策定し、それに基づいた先行投資を積極化させている。 中期経営計画の初年度である2015年9月期は売上高で1,500百万円(前年単独比49.0%増)、営業利益で170百万円(同58.2%減)と増収ながら、戦略投資の実行により営業減益を計画している。2015年9月第2四半期(10月−3月期)業績は売上高で538百万円(前年単独比23.8%増)、営業利益で78百万円(同61.7%減)と、増収ながら営業減益となった。売上高はスマホ対応及び、機能強化などの施策が奏功し、サービス課金及び、ネット広告、マーケティンング支援いずれも堅調に推移した。一方、営業利益は人材関連を中心とした戦略的先行投資費用の影響により減益を余儀なくされた。 同社は、7月にディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>のBtoBマーケットプレイス事業を継承した新設分割会社である(株)NETSEAを100%子会社化を機に、BtoB市場へ本格参入した。この子会社化は同社の既存事業との相乗効果をもたらすだけでなく、新規事業の創出にも重要な役割を果たすと期待される。このため、同社の成長ペースが一段と加速する可能性があり、今後打ち出される新規ビジネスの内容のほか、UV数及び会員数の推移など今後の動向に注目する。 ■Check Point ・実売価格データに基づいた価格情報検索サイト「オークファン」を運営 ・2017年度に売上高30億円、経常利益8億円を目指す中期経営計画を実行 ・7月にNETSEAを100%子会社化し、BtoB市場へ本格参入 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正) 《HN》
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ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
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