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BBT Research Memo(2):世界で活躍するグローバルリーダーの育成を事業として展開

2015/7/15 16:03 FISCO
*16:03JST BBT Research Memo(2):世界で活躍するグローバルリーダーの育成を事業として展開 ■事業概要 (1)事業内容 ビジネス・ブレークスルー<2464>は経営コンサルタントで現代表取締役社長の大前研一(おおまえけんいち)氏が、「世界で活躍するグローバルリーダーの育成」を目的として、1998年4月に設立した教育サービス会社である。主に社会人を対象として、BBT大学/大学院やオープンカレッジなど遠隔型のマネジメント教育サービスを中心に事業展開しており、教育のコンテンツはすべて自社で企画・制作していることが特長となっている。 また、2013年10月に幼・小・中・高の一貫校である「アオバジャパン・インターナショナルスクール」を運営する(株)アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ(以下、アオバ)の子会社化に続き、2014年11月にはアオバが「JCQバイリンガル幼児園」を運営する現代幼児基礎教育開発(株)を子会社化するなど、教育サービスの領域を1歳の幼児から社会人にまで一気に広げ、「生涯教育プラットフォーム(Life Time Empowerment)」の構築を進めている。 事業セグメントは、マネジメント教育サービス事業、経営コンテンツメディアサービス事業、インターナショナルスクール事業と、その他(書籍の印税収入、賃貸収益、新規事業等)に区分している。2015年3月期の売上構成比を見ると、マネジメント教育サービスが69.0%を占め、次いでインターナショナルスクールが23.0%、経営コンテンツメディアサービスが7.1%となっている。一方、営業利益の構成比としてはマネジメント教育サービスが86.7%、経営コンテンツメディアサービスが42.0%、インターナショナルスクールが15.4%、その他が▲21.0%となっている。 主力サービスは、BBT大学/大学院、オープンカレッジと法人向け人材教育・研修サービス(カスタマイズプログラム、企業研修等)である。また、インターネット等を活用する遠隔教育ではなく、実際に教室で講師と対面する集合型の教育サービスとして向研会(経営者向け勉強会)や企業研修、インターナショナルスクール、インターナショナル・プリスクール(保育園)などがあり、さらに遠隔と集合を組み合わせたブレンド型教育サービスとしてアタッカーズ・ビジネススクールとリーダーシップ・アクションプログラムがある。その他は全て遠隔型の教育サービスである。 経営コンテンツメディアサービスの中では、2007年よりスタートした「アルムナイサービス」が注目される。同社の卒業者、修了生を対象として、今まで蓄積してきた数千時間に及ぶ映像コンテンツを定額料金で再視聴できるサービスである。コンテンツを2次利用するため、コストはほとんどかからず収益性の高いビジネスモデルとなっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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ビジネス・ブレークスルー大学の運営等を行うリカレント教育事業、インターナショナルスクールの運営等を行うプラットフォームサービス事業を展開。次世代人材育成ニーズの高まりで法人向け人材育成事業は順調。 記:2024/10/11